Java 9のコンパクト文字列(Compact Strings)と圧縮文字列(Compressed Strings)の違いとは?
Java 9のコンパクト文字列と圧縮文字列の違い
コンパクト文字列(Compact Strings)は、Java 6で導入された圧縮文字列(Compressed Strings)を置き換えるために、Java 9で新たに導入された機能です。この実装では、従来のchar[]配列の代わりにbyte[]配列を使用し、さらに文字列がLATIN1形式かUTF16形式かを識別するための新しいフィールド「coder」が追加されています。
一方、圧縮文字列(Compressed Strings)はJava 6で導入された機能です。こちらは1文字あたり1バイトで表現できる場合にはbyte[]配列を使用し、2バイトが必要な場合には従来どおりchar[]配列を使用する仕組みでした。当時は-XX:+UseCompressedStringsオプションを指定することで有効化できました。
パフォーマンスにおける違い
圧縮文字列と異なり、コンパクト文字列はアンパック(un-packing)や再パック(re-packing)といった処理を必要としません。そのため、コンパクト文字列の方が実行時に優れたパフォーマンスを発揮できます。
有効化・無効化の方法
圧縮文字列はJava 6ではデフォルトで無効になっており、以下のコマンドで明示的に有効化する必要がありました。
XX:+UseCompressedStrings
コンパクト文字列はJava 9ではデフォルトで有効になっています。もし無効化したい場合は、以下のコマンドを使用します。
-XX:-CompactStrings
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