JavaのOpenCVライブラリで画像にテキストを追加・描画する方法
putText()メソッドとは
JavaでOpenCVライブラリを使用して画像にテキストを追加するには、org.opencv.imgproc.Imgprocクラスが提供するputText()メソッドを利用します。このメソッドを呼び出すと、指定した画像上に任意の文字列を描画できます。
putText()メソッドの引数
putText()メソッドには、以下のパラメータを渡します。
- 処理対象の画像を格納するMatオブジェクト
- 描画したいテキストを指定するStringオブジェクト
- テキストの表示位置(左下基準)を指定するPointオブジェクト
- フォントの種類を指定する整数定数(例:Imgproc.FONT_HERSHEY_SIMPLEX)
- フォント固有の基本サイズに掛け合わせるスケール係数
- テキストの色を指定するScalarオブジェクト(OpenCVではBGR順で指定)
- 線の太さを指定する整数値
利用可能なフォントの種類
Imgprocクラスでは、以下のようなフォント定数が用意されています。
- FONT_HERSHEY_SIMPLEX — シンプルなサンセリフ体
- FONT_HERSHEY_PLAIN — 小さいサイズのサンセリフ体
- FONT_HERSHEY_DUPLEX — SIMPLEXより太いサンセリフ体
- FONT_HERSHEY_COMPLEX — セリフ付きの複雑な書体
- FONT_HERSHEY_TRIPLEX — COMPLEXよりさらに太い書体
- FONT_HERSHEY_SCRIPT_SIMPLEX — 手書き風の筆記体
- FONT_HERSHEY_SCRIPT_COMPLEX — 複雑な手書き風筆記体
サンプルコード
import org.opencv.core.Core;
import org.opencv.core.Mat;
import org.opencv.core.Point;
import org.opencv.core.Scalar;
import org.opencv.highgui.HighGui;
import org.opencv.imgcodecs.Imgcodecs;
import org.opencv.imgproc.Imgproc;
public class AddingText {
public static void main(String args[]) throws Exception {
// OpenCVのコアライブラリを読み込む
System.loadLibrary( Core.NATIVE_LIBRARY_NAME );
// 画像ファイルを読み込む
String file = "D:\\Images\\shapes.jpg";
Mat src = Imgcodecs.imread(file);
// 引数を準備する
String text = "JavaFX 2D shapes"; // 描画するテキスト
Point position = new Point(170, 280); // テキストの位置
Scalar color = new Scalar(0, 0, 255); // 色(BGR形式で赤)
int font = Imgproc.FONT_HERSHEY_SIMPLEX; // フォントの種類
int scale = 1; // スケール係数
int thickness = 3; // 线の太さ
// 画像にテキストを描画する
Imgproc.putText(src, text, position, font, scale, color, thickness);
// 結果の画像を表示する
HighGui.imshow("Contours operation", src);
HighGui.waitKey();
}
}入力画像

実行結果

ポイントまとめ
このコードでは、まずSystem.loadLibrary()でOpenCVのネイティブライブラリをロードし、Imgcodecs.imread()で画像を読み込んでいます。その後、テキスト・位置・色・フォントなどのパラメータを準備し、Imgproc.putText()を呼び出すだけで文字列を画像に描画できます。最後にHighGui.imshow()で結果をウィンドウに表示しています。
なお、Scalarの色指定はRGBではなくBGRの順序である点に注意してください。上記の例では (0, 0, 255) を指定しているため、赤いテキストが描画されます。
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