Javaで2つのリスト間の欠落要素と追加要素を見つける方法
2つのリストを比較し、片方に存在しない「欠落している値」と「新しく追加された値」を検出することは、データ同期や差分チェックなどの処理でよく使われるテクニックです。ここでは、containsメソッドを活用して、2つのリスト間の差分を簡単に見つけるJavaプログラムを紹介します。
サンプルコード
import java.util.*;
public class Demo{
public static void main(String[] args){
List my_list_1 = new ArrayList();
List my_list_2 = new ArrayList();
my_list_1.add(new Integer("101"));
my_list_1.add(new Integer("90"));
my_list_1.add(new Integer("34"));
my_list_2.add(new Integer("34"));
my_list_2.add(new Integer("67"));
my_list_2.add(new Integer("90"));
for(int i = 0; i < my_list_1.size(); i++){
if (my_list_2.contains(my_list_1.get(i)))
continue;
else
System.out.println("The missing element is : "+my_list_1.get(i));
}
for(int j=0; j<my_list_2.size();j++){
if (my_list_1.contains(my_list_2.get(j)))
continue;
else
System.out.println("The new element in the list is : "+my_list_2.get(j));
}
}
}
実行結果
The missing element is : 101 The new element in the list is : 67
プログラムの解説
まず、Demoというクラス内にmainメソッドを定義し、その中で2つのArrayList(my_list_1とmy_list_2)を作成します。それぞれのリストには、addメソッドを使って複数の整数値を追加しています。
次に、1つ目のforループでmy_list_1の要素を順番に取り出し、containsメソッドを使ってその要素がmy_list_2に存在するかどうかを判定します。存在する場合はcontinueで処理をスキップし、存在しない場合は「欠落している要素」としてコンソールに出力します。
同様に、2つ目のforループではmy_list_2の要素を順に調べ、my_list_1に含まれていない要素、つまり「新しく追加された要素」を検出して表示します。
この例では、101がmy_list_2に存在しないため欠落要素として出力され、逆に67はmy_list_1に存在しないため追加要素として出力されます。
補足:よりモダンな書き方
なお、上記のコードは古いスタイルの記述です。現在のJavaでは、オートボクシングによりnew Integer()は非推奨となっており、ジェネリクスを使った次のような書き方が推奨されます。
List<Integer> my_list_1 = new ArrayList<>(Arrays.asList(101, 90, 34)); List<Integer> my_list_2 = new ArrayList<>(Arrays.asList(34, 67, 90));
また、Java 8以降であればStream APIのfilterやforEachを組み合わせることで、さらに簡潔に差分抽出処理を記述できます。用途やプロジェクトのコーディング規約に合わせて、最適な方法を選択するとよいでしょう。
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