C#で2つのリストの差分を求める方法|Exceptメソッドの使い方を解説
C#で2つのリストを扱うとき、「一方のリストにだけ存在する値(差分)」を取り出したいケースはよくあります。本記事では、LINQのExceptメソッドを使って、2つのリストの差分をシンプルに求める方法を解説します。
比較元となる2つのリストを用意する
まず、比較対象となる2つの文字列型のリストを作成します。
リスト1(8つの要素)
List<string> list1 = new List<string>();
list1.Add("P");
list1.Add("Q");
list1.Add("R");
list1.Add("S");
list1.Add("T");
list1.Add("U");
list1.Add("V");
list1.Add("W");
リスト2(4つの要素)
List<string> list2 = new List<string>();
list2.Add("T");
list2.Add("U");
list2.Add("V");
list2.Add("W");
リスト2は、リスト1の一部(T〜W)だけを格納したリストです。
Exceptメソッドで差分を取得する
2つのリストの差分を求めるには、Exceptメソッドを使用します。このメソッドは、最初のリストには存在するが、2番目のリストには存在しない要素をIEnumerable<T>として返します。
ExceptはSystem.Linq名前空間で定義された拡張メソッドであるため、コードの先頭にusing System.Linq;を追加する必要があります。また、重複する要素は自動的に除外される点にも注意しましょう。
サンプルコード(全体)
ここまでの内容を組み合わせた、実行可能なサンプルコードの全体像は以下のとおりです。
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
public class Demo {
public static void Main() {
List<string> list1 = new List<string>();
list1.Add("P");
list1.Add("Q");
list1.Add("R");
list1.Add("S");
list1.Add("T");
list1.Add("U");
list1.Add("V");
list1.Add("W");
Console.WriteLine("First list...");
foreach(string value in list1) {
Console.WriteLine(value);
}
Console.WriteLine("Second list...");
List<string> list2 = new List<string>();
list2.Add("T");
list2.Add("U");
list2.Add("V");
list2.Add("W");
foreach(string value in list2) {
Console.WriteLine(value);
}
Console.WriteLine("Remaining values...");
IEnumerable<string> list3;
list3 = list1.Except(list2);
foreach(string value in list3) {
Console.WriteLine(value);
}
}
}
実行結果
First list... P Q R S T U V W Second list... T U V W Remaining values... P Q R S
出力の最後にある「Remaining values...」以降に注目すると、リスト1にのみ存在するP・Q・R・Sの4つの要素が出力されていることが確認できます。
まとめ
C#で2つのリストの差分を求めるなら、LINQのExceptメソッドが最も手軽です。list1.Except(list2)と書くだけで、最初のリストにのみ存在する要素を1行で取得できます。逆に、リスト2側にのみ存在する要素を知りたい場合は、list2.Except(list1)のように引数の順序を入れ替えるだけで対応可能です。
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