MySQLの歴史を徹底解説:誕生からオラクル買収までの歩み
MySQLは、オープンソースのSQL(構造化問い合わせ言語)データベース管理システムです。データを効率的に保存・管理するために設計されており、データベースでは一般的にデータが構造化された形式で格納されます。
MySQLの歴史年表
- 1981年:MySQLのコードベースとなる「Unireg」の開発がスタートしました。
- 1995年:スウェーデンでMySQLが誕生しました。
- 2000年:MySQLがオープンソース化され、誰でも自由にアクセス・利用できるようになりました。
- 2001年:マーティン・ミコス(Marten Mickos)がMySQLのCEOに就任しました。
- 2002年:スウェーデン本社に加えて、アメリカにも本社を設立しました。
- 2003年:SAPとのパートナーシップを締結し、SAPを意識した多くの機能がMySQLに実装されました。
- 2005年:「MySQL Network」を開始しました。また、Oracle(オラクル)がInnoDBストレージエンジンの基盤である「Innobase」を買収しました。
- 2008年:Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)がMySQLを買収しました。
- 2009年:Sun MicrosystemsとOracleの間で最終合意が結ばれ、OracleがSun Microsystemsを買収しました。
MySQL誕生の背景にある歴史
- mSQLデータベースシステムは、独自にカスタマイズされた高速な低レベル(ISAM)ルーチンを用いて、テーブルに格納されたデータ同士を接続するために設計されました。
- ISAM(Indexed Sequential Access Method:索引順次アクセス方式)とは、ファイル管理システムの一種です。テーブル内のレコードに対して、登録された順序どおりに逐次的にアクセスするか、あるいはインデックス(索引)を介してランダムにアクセスすることを可能にする技術です。さらに、各インデックスごとに、テーブル内のレコードに対して異なる並び順を定義することもできます。
- ISAMは、VSAM(Virtual Storage Access Method:仮想記憶アクセス方式)やリレーショナルデータベースが登場する以前に、IBMによって初めて開発されたものです。
- しかし、mSQLの性能を検証してみると、当時求められていた要件に対して速度も柔軟性も不十分であることが判明しました。
- そこで、mSQLをベースに低レベル言語のISAMを活用し、当初は個人用途向けとしてMySQLが開発されました。
- 「MySQL」という名称は、共同創設者であるモンティ・ワイデニウス(Monty Widenius)の娘の名前「My」にちなんだものです。また、ロゴに描かれたイルカには「サキラ(Sakila)」という愛称が付けられています。
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