MySQLでカスタム列に複数の値を設定する方法|UNION ALLの使い方を実例で解説
はじめに
MySQLでカスタム列(計算結果を出力する列)に複数の値を持たせたい場合、UNION ALLを利用すると簡単に実現できます。本記事では、実際にテーブルを作成し、UNION ALLを使って1つの列から複数の計算結果を取得する手順を、サンプルコードと実行結果あわせて詳しく解説します。
サンプルテーブルの作成
まず、動作確認用のテーブルを作成しましょう。
mysql> create table DemoTable1987
(
UserValue int
);
Query OK, 0 rows affected (2.90 sec)レコードの挿入
INSERT文を使って、いくつかのレコードを登録します。
mysql> insert into DemoTable1987 values(4); Query OK, 1 row affected (0.22 sec) mysql> insert into DemoTable1987 values(5); Query OK, 1 row affected (0.15 sec) mysql> insert into DemoTable1987 values(6); Query OK, 1 row affected (0.19 sec) mysql> insert into DemoTable1987 values(7); Query OK, 1 row affected (0.09 sec)
登録データの確認
SELECT文ですべてのレコードを表示して、正しく登録されているか確認します。
mysql> select * from DemoTable1987;
実行結果は以下の通りです。
+-----------+ | UserValue | +-----------+ | 4 | | 5 | | 6 | | 7 | +-----------+ 4 rows in set (0.00 sec)
UNION ALLでカスタム列に複数の値を設定する
ここからが本題です。次のクエリでは、UNION ALLを使って「UserValue × 100」と「UserValue × 50」という2種類の計算結果を、同じカスタム列「NewValue」にまとめて出力しています。
mysql> select UserValue,(UserValue*100) as NewValue from DemoTable1987
union all
select UserValue,(UserValue*50) as NewValue from DemoTable1987
order by UserValue;実行結果は以下の通りです。
+-----------+----------+ | UserValue | NewValue | +-----------+----------+ | 4 | 400 | | 4 | 200 | | 5 | 500 | | 5 | 250 | | 6 | 300 | | 6 | 600 | | 7 | 350 | | 7 | 700 | +-----------+----------+ 8 rows in set (0.14 sec)
ポイント解説
- UNION ALLの役割:複数のSELECT文の結果をそのまま連結します。重複行が削除されないため、今回のように意図的に同じ値を複数回出力したいケースに適しています。
- カラム名の統一:各SELECT文でAS句を使って別名「NewValue」を揃えることで、結果セット上では1つの列として扱われます。
- 最終的な並び替え:末尾の「order by UserValue」によって、UserValueごとに結果が整理され、比較しやすい出力になります。
まとめ
UNION ALLを活用すれば、テーブル構造を変更することなく、1つのカスタム列に対して複数の値(異なる計算結果)を柔軟に出力できます。集計処理やレポート作成など、さまざまな場面で応用できるテクニックなので、ぜひマスターしておきましょう。
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