MySQLのSELECT *(アスタリスク)にエイリアスは使える?正しい使い方と代替方法を解説
MySQLのSELECT *にエイリアスは使用できない
MySQLでは、SELECT *のようにワイルドカード(*)を使った場合、テーブルやカラムに対してエイリアス(別名)を直接指定することはできません。ただし、個々のカラムに対してエイリアスを付けることは可能です。
基本的な構文
テーブルにエイリアスを付け、各カラムにも個別にエイリアスを指定する場合の構文は以下の通りです。
SELECT anyaliasName.yourColumnName1 AS anyaliasName1,
anyaliasName.yourColumnName2 AS anyaliasName2,
anyaliasName.yourColumnName3 AS anyaliasName3,
anyaliasName.yourColumnName4 AS anyaliasName4,
...
FROM yourTableName AS anyaliasName;
MySQLにおけるテーブルエイリアスとは、そのテーブルのカラム名へアクセスするために使える変数のようなものです。この構文を理解するために、実際にサンプルテーブルを作成して確認してみましょう。
サンプルテーブルの作成
まず、以下のクエリでテーブルを作成します。
mysql> create table TableAliasDemo
-> (
-> Id int,
-> Name varchar(100),
-> Age int
-> );
Query OK, 0 rows affected (0.46 sec)
次に、INSERTコマンドを使っていくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into TableAliasDemo values(1,'John',23);
Query OK, 1 row affected (0.13 sec)
mysql> insert into TableAliasDemo values(2,'Sam',24);
Query OK, 1 row affected (0.23 sec)
mysql> insert into TableAliasDemo values(3,'David',26);
Query OK, 1 row affected (0.15 sec)
mysql> insert into TableAliasDemo values(4,'Carol',20);
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
テーブル内の全レコードを表示する
SELECT文を使って、テーブル内のすべてのレコードを表示してみます。
mysql> select *from TableAliasDemo;
実行結果は以下の通りです。
+------+-------+------+
| Id | Name | Age |
+------+-------+------+
| 1 | John | 23 |
| 2 | Sam | 24 |
| 3 | David | 26 |
| 4 | Carol | 20 |
+------+-------+------+
4 rows in set (0.00 sec)
テーブルエイリアスとカラムエイリアスを組み合わせる
それでは、テーブルにエイリアス「alias」を付け、さらに各カラムにも別名を指定したクエリを実行してみましょう。
mysql> select alias.Id as aliasForIdColumn,
-> alias.Name as aliasForNameColumn,
-> alias.Age as aliasForAgeColumn
-> from TableAliasDemo as alias;
実行結果は以下のようになります。カラム見出しが指定したエイリアス名に変わっていることが確認できます。
+------------------+--------------------+-------------------+
| aliasForIdColumn | aliasForNameColumn | aliasForAgeColumn |
+------------------+--------------------+-------------------+
| 1 | John | 23 |
| 2 | Sam | 24 |
| 3 | David | 26 |
| 4 | Carol | 20 |
+------------------+--------------------+-------------------+
4 rows in set (0.00 sec)
まとめ
MySQLではSELECT *に対して直接エイリアスを付けることはできませんが、上記のようにテーブルにエイリアスを設定し、必要なカラムを個別に選択してそれぞれに別名を付けることで、柔軟なクエリを書くことができます。特に自己結合(セルフジョイン)や複数テーブルを扱う際には、テーブルエイリアスを使いこなすことで可読性の高いSQL文になります。
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