MySQLにおける「!=NULL」と「IS NOT NULL」の違いとは?
MySQLでは、値を!=NULLと比較すると、結果は必ずNULLになります。つまり、!=NULLという比較は意味を持ちません。NULLは「不明な値」を表すため、通常の比較演算子では判定できないのです。NULL値を判定するには、専用の演算子であるIS NOT NULLを使用します。
ここでは、!=NULLとIS NOT NULLの違いを実際に確認するために、まずテーブルを作成します。
テーブルの作成
まず、次のコマンドでテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1970 ( Value int ); Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
レコードの挿入
insertコマンドを使って、テーブルにレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable1970 values(10); Query OK, 1 row affected (0.00 sec) mysql> insert into DemoTable1970 values(NULL); Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
レコードの表示
select文でテーブル内のすべてのレコードを表示してみましょう。
mysql> select * from DemoTable1970;
実行結果は以下の通りです。
+-------+ | Value | +-------+ | 10 | | NULL | +-------+ 2 rows in set (0.00 sec)
!=NULLとIS NOT NULLの違いを確認するクエリ
次のクエリを実行すると、両者の違いが明確にわかります。
mysql> select Value!=NULL as Output1,Value IS NOT NULL as Output2 from DemoTable1970;
実行結果:
+---------+---------+ | Output1 | Output2 | +---------+---------+ | NULL | 1 | | NULL | 0 | +---------+---------+ 2 rows in set (0.00 sec)
結果の解説
この出力結果から、以下のことが読み取れます。
- Output1(Value != NULL):値が10であってもNULLであっても、常にNULLが返されます。NULLとの比較は「結果が不明」になるためです。
- Output2(Value IS NOT NULL):値が10の場合は1(真)、NULLの場合は0(偽)が返され、NULLの判定が正しく行えています。
このように、NULLを判定する場合には!=NULLや=NULLではなく、必ずIS NOT NULLやIS NULLを使用することが重要です。
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