MySQLでOracleのTRUNC(SYSDATE)と同等の処理を行う方法|DATE()とCURDATE()の使い方
はい、可能です。MySQLでは DATE() 関数を使えばdatetime型の値から日付部分のみを取り出すことができ、CURDATE() 関数を使えば現在の日付を取得できます。この2つを組み合わせることで、Oracleの TRUNC(SYSDATE) と同様の「本日の日付だけを比較する」処理が実現できます。
1. 現在の日付を確認する
まず、CURDATE()で現在の日付を取得してみましょう。
mysql> select curdate(); +------------+ | curdate() | +------------+ | 2019-10-20 | +------------+ 1 row in set (0.00 sec)
時刻を含まない「2019-10-20」という形式で日付が返されていることがわかります。
2. サンプルテーブルを作成する
動作確認のため、datetime型のカラムを持つテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable1613 -> ( -> PostingDate datetime -> ); Query OK, 0 rows affected (0.48 sec)
次に、INSERT文でいくつかのレコードを登録します。
mysql> insert into DemoTable1613 values('2019-10-20 12:02:45');
Query OK, 1 row affected (0.20 sec)
mysql> insert into DemoTable1613 values('2018-10-20 12:02:45');
Query OK, 1 row affected (0.16 sec)
mysql> insert into DemoTable1613 values('2015-10-20 12:02:45');
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
mysql> insert into DemoTable1613 values('2019-10-20 10:00:00');
Query OK, 1 row affected (0.22 sec)3. 登録したデータを確認する
SELECT文ですべてのレコードを表示します。
mysql> select * from DemoTable1613;
実行結果は以下の通りです。
+---------------------+ | PostingDate | +---------------------+ | 2019-10-20 12:02:45 | | 2018-10-20 12:02:45 | | 2015-10-20 12:02:45 | | 2019-10-20 10:00:00 | +---------------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
4. OracleのTRUNC(SYSDATE)相当のクエリを実行する
ここがポイントです。DATE(PostingDate) で時刻を切り捨てた日付部分を取り出し、それを CURDATE()(本日の日付)と比較することで、「投稿日が今日であるレコード」だけを抽出できます。
mysql> select * from DemoTable1613 where date(PostingDate)=curdate();
実行結果:
+---------------------+ | PostingDate | +---------------------+ | 2019-10-20 12:02:45 | | 2019-10-20 10:00:00 | +---------------------+ 2 rows in set (0.00 sec)
補足:パフォーマンスに関する注意点
上記の書き方はシンプルでわかりやすい一方、カラムに関数を適用するとインデックスが利用されにくくなる場合があります。大量データを扱う場合は、範囲条件を使った以下のような書き方も検討するとよいでしょう。
SELECT * FROM DemoTable1613 WHERE PostingDate >= CURDATE() AND PostingDate < CURDATE() + INTERVAL 1 DAY;
このようにMySQLでは DATE() と CURDATE() を組み合わせることで、Oracleの TRUNC(SYSDATE) と同じ「日付単位の比較」を簡単に実装できます。
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