MySQLのNULLIF()制御フロー関数はCASEステートメントとどう似ているのか
MySQLのNULLIF()関数とCASEステートメントの関係
MySQLのNULLIF()は制御フロー関数の一つで、引数として渡された2つの式が等しい場合にはNULLを返し、等しくない場合には最初の引数をそのまま返すという特徴を持っています。
実は、このNULLIF()の動作は、特定の形式で書かれたCASEステートメントとまったく同じ結果をもたらします。NULLIF(式1, 式2)は、次のCASEステートメントと論理的に同等です。
CASE
WHEN 式1 = 式2 THEN NULL
ELSE 式1
END
つまり、NULLIF()関数は「2つの値を比較し、一致していればNULL、一致していなければ最初の値を返す」という処理を簡潔に記述できる、CASEステートメントの省略形(シンタックスシュガー)と考えることができます。
実際の動作例
理解を深めるために、簡単なクエリで動作を確認してみましょう。
SELECT NULLIF(100, 100); -- 結果: NULL(両引数が等しいため)
SELECT NULLIF(100, 200); -- 結果: 100(等しくないため第1引数を返す)
1つ目のクエリでは2つの引数が同じ値のためNULLが返されます。一方、2つ目のクエリでは引数が異なるため、最初の引数である100がそのまま返されます。この挙動は、前述のCASEステートメントを実行した場合と完全に一致します。
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