SQLとT-SQLの違いとは?特徴と相違点を徹底解説
データベースを扱う上で欠かせない「SQL」と、SQL Serverで使われる拡張言語「T-SQL」。どちらもデータベース操作に用いられますが、その性質や機能には重要な違いがあります。本記事では、それぞれの概要と主な相違点をわかりやすく解説します。
SQLとは
SQL(Structured Query Language:構造化照会言語)は、非手続き型言語の一種です。データベースエンジンがSQLクエリを解釈することで、データベース要素の作成・変更・アクセスなどを行います。Oracle、MySQL、PostgreSQLなど、多くのRDBMSで共通して使用できる標準的な言語として広く普及しています。
T-SQLとは
T-SQL(Transact-SQL)は、Microsoft SQL Server向けに拡張された手続き型のSQL言語です。OracleにおけるPL/SQLに相当するものであり、変数や条件分岐、ループ処理など、プログラミング的な制御構造を持つ点が大きな特徴です。
SQLとT-SQLの主な違い
以下の表に、SQLとT-SQLの重要な違いをまとめました。
| 番号 | 項目 | SQL | T-SQL |
|---|---|---|---|
| 1 | 言語の性質 | 非手続き型言語である。 | 手続き型言語である。 |
| 2 | 機能・メソッド | データの操作および制御に関する機能を提供する。 | ローカル変数を用いた独自のプロシージャや関数を作成できる。 |
| 3 | 汎用性 | オープンに利用でき、さまざまなRDBMSソフトウェアで共通して使える。 | SQL Server固有のものであり、プロプライエタリ(独占的)である。 |
| 4 | クエリの実行方法 | 複数のクエリを1つずつ順番に送信する。 | 複数のクエリをバッチとして一括送信できる。 |
| 5 | 提供機能 | DDL、DML、DQLなどの操作を提供する。 | SQLの機能に加え、トランザクション制御や例外処理などを提供する。 |
まとめ
SQLは標準化された非手続き型言語であり、幅広いデータベース環境で利用可能です。一方、T-SQLはSQL Server専用の拡張言語で、変数の扱いやトランザクション制御、例外処理といった高度な機能を備えています。開発の目的や使用するデータベース環境に応じて、適切な言語を選択することが重要です。
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