MySQLストアドプロシージャにおける「@」記号の使い方|ユーザー定義セッション変数の活用例
MySQLのストアドプロシージャ内で使われる「@」記号は、ユーザー定義のセッション変数(ユーザー変数)を扱うために使用されます。セッション変数に値を格納しておけば、プロシージャの実行後も同じセッション内であればその値を参照できます。
この記事では、実際にテーブルを作成し、ストアドプロシージャの中で「@」変数を使ってレコード数を取得する手順を順番に解説します。
1. サンプルテーブルの作成
まず、学生名を保存するテーブルを作成します。
mysql> create table DemoTable
(
StudentName varchar(50)
);
Query OK, 0 rows affected (1.30 sec)2. テーブルへのレコード挿入
INSERTコマンドを使って、いくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DemoTable values('John Smith');
Query OK, 1 row affected (1.00 sec)
mysql> insert into DemoTable values('John Doe');
Query OK, 1 row affected (0.19 sec)
mysql> insert into DemoTable values('Chris Brown');
Query OK, 1 row affected (0.53 sec)SELECT文ですべてのレコードを表示して確認しましょう。
mysql> select *from DemoTable;
実行結果は以下の通りです。
+-------------+ | StudentName | +-------------+ | John Smith | | John Doe | | Chris Brown | +-------------+ 3 rows in set (0.00 sec)
3. 「@」変数を使ったストアドプロシージャの作成
次に、DemoTableのレコード数を計算してセッション変数に格納するストアドプロシージャを作成します。ここでは、SELECT文のINTO句を使って、count(*)の結果を「@numberOfRecords」というユーザー定義セッション変数に代入しています。
mysql> DELIMITER // mysql> create procedure `Demo_Of_@Symbol`() BEGIN select count(*) into @numberOfRecords from DemoTable; END // Query OK, 0 rows affected (0.33 sec) mysql> DELIMITER ;
4. ストアドプロシージャの呼び出し
CALLコマンドを使って、作成したストアドプロシージャを実行します。
mysql> call `Demo_Of_@Symbol`(); Query OK, 1 row affected (0.00 sec)
5. セッション変数の値を確認する
プロシージャの実行後、「@」記号で宣言したセッション変数の値を直接SELECT文で参照できます。これが「@」記号の实际的な使い方です。
mysql> select @numberOfRecords;
実行結果は以下の通りです。
+------------------+ | @numberOfRecords | +------------------+ | 3 | +------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
まとめ
このように、ストアドプロシージャ内で「@」記号を使うことで、処理結果をユーザー定義セッション変数として保持し、プロシージャ実行後にその値を自由に参照することができます。なお、セッション変数の値は接続(セッション)が切断されるとリセットされるため、永続的な保存が必要な場合は通常のテーブルやOUTパラメータの利用を検討しましょう。
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