MySQLのストアドプロシージャでテーブル全体を取得する方法
MySQLのストアドプロシージャ内でも、通常のSQLと同じように SELECT * FROM テーブル名 を使うことで、テーブル全体のレコードを取得できます。本記事では、実際にテーブルを作成し、ストアドプロシージャを定義して呼び出すまでの一連の手順を解説します。
1. サンプルテーブルを作成する
まずは動作確認用のテーブルを作成しましょう。ここでは学生IDと学生名を持つテーブルを例にします。
mysql> create table DemoTable654 (
StudentId int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
StudentFirstName varchar(100)
);
Query OK, 0 rows affected (0.70 sec)
2. テーブルにレコードを挿入する
次に、INSERT文を使ってサンプルデータを登録します。
mysql> insert into DemoTable654(StudentFirstName) values('John');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DemoTable654(StudentFirstName) values('Sam');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DemoTable654(StudentFirstName) values('Mike');
Query OK, 1 row affected (0.15 sec)
mysql> insert into DemoTable654(StudentFirstName) values('Robert');
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)
3. 登録したレコードを確認する
SELECT文で全レコードを表示して、データが正しく登録されているか確認します。
mysql> select *from DemoTable654;
実行結果は以下のとおりです。
+-----------+------------------+ | StudentId | StudentFirstName | +-----------+------------------+ | 1 | John | | 2 | Sam | | 3 | Mike | | 4 | Robert | +-----------+------------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
4. ストアドプロシージャを作成する
続いて、テーブル全体のレコードを取得するストアドプロシージャを作成します。プロシージャ本体の中で SELECT * を実行するだけです。
なお、ストアドプロシージャを定義する際は、文中のセミコロン(;)がステートメントの区切りとして誤認識されないよう、DELIMITER で区切り文字を一時的に変更するのが一般的です。
mysql> DELIMITER //
mysql> CREATE PROCEDURE getWholeTable()
BEGIN
SELECT *FROM DemoTable654;
END
//
Query OK, 0 rows affected (0.16 sec)
mysql> DELIMITER ;
5. ストアドプロシージャを呼び出す
作成したプロシージャは、CALL文を使って呼び出します。
mysql> call getWholeTable();
実行すると、テーブル内の全レコードが返されます。
+-----------+------------------+ | StudentId | StudentFirstName | +-----------+------------------+ | 1 | John | | 2 | Sam | | 3 | Mike | | 4 | Robert | +-----------+------------------+ 4 rows in set (0.08 sec) Query OK, 0 rows affected (0.13 sec)
まとめ
このように、MySQLのストアドプロシージャ内では SELECT * FROM テーブル名 を記述するだけで、テーブル全体のデータを簡単に取得できます。頻繁に使う全件取得処理をプロシージャとして登録しておけば、アプリケーション側からは CALL プロシージャ名() を実行するだけで済むため、SQLの再利用性や保守性が向上します。
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