JDBCでデータベースからファイル(CLOB)を取得する方法
JDBCでデータベースからファイルを取得するには?
データベースには、ファイルの内容をCLOB型として格納することが一般的です。ResultSetインターフェースには、このCLOB型のデータを取得するためのgetClob()メソッドとgetCharacterStream()メソッドが用意されています。
どちらのメソッドも、引数として列のインデックスを表す整数、または列名を表す文字列を受け取り、指定された列の値を取得します。
両者の違いは、getClob()メソッドがClobオブジェクトを返すのに対し、getCharacterStream()メソッドはCLOB型の内容を保持するReaderオブジェクトを返すという点です。
テーブル構成の例
ここでは、データベースに次のような構成の「Articles」テーブルを作成していると仮定します。
+---------+--------------+------+-----+---------+-------+ | Field | Type | Null | Key | Default | Extra | +---------+--------------+------+-----+---------+-------+ | Name | varchar(255) | YES | | NULL | | | Article | longtext | YES | | NULL | | +---------+--------------+------+-----+---------+-------+
さらに、このテーブルには「article1」「article2」「article3」という名前で3件の記事が登録されているものとします。
サンプルプログラム
以下のプログラムでは、getString()メソッドとgetClob()メソッドを使用してArticlesテーブルの内容を取得し、指定したファイルに保存しています。
import java.io.FileWriter;
import java.io.Reader;
import java.sql.Clob;
import java.sql.Connection;
import java.sql.DriverManager;
import java.sql.ResultSet;
import java.sql.Statement;
public class RetrievingFileFromDatabase {
public static void main(String args[]) throws Exception {
// ドライバの登録
DriverManager.registerDriver(new com.mysql.jdbc.Driver());
// 接続の確立
String mysqlUrl = "jdbc:mysql://localhost/sampleDB";
Connection con = DriverManager.getConnection(mysqlUrl, "root", "password");
System.out.println("Connection established......");
// Statementの作成
Statement stmt = con.createStatement();
// データの取得
ResultSet rs = stmt.executeQuery("select * from Articles");
int j = 0;
System.out.println("Contents of the table are: ");
while(rs.next()) {
System.out.println(rs.getString("Name"));
Clob clob = rs.getClob("Article");
Reader reader = clob.getCharacterStream();
String filePath = "E:\\Data\\clob_output"+j+".txt";
FileWriter writer = new FileWriter(filePath);
int i;
while ((i = reader.read())!=-1) {
writer.write(i);
}
writer.close();
System.out.println(filePath);
j++;
}
}
}実行結果
Connection established...... Contents of the table are: article1 E:\Data\clob_output0.txt article2 E:\Data\clob_output1.txt article3 E:\Data\clob_output2.txt
処理の流れのポイント
このプログラムの動作を理解するうえで重要なポイントは以下の3点です。
- ドライバの登録と接続:registerDriver()でMySQLドライバを登録し、getConnection()でデータベースへの接続を確立します。
- CLOBデータの取得:rs.getClob("Article")でClobオブジェクトを取得し、その後getCharacterStream()を呼び出してReaderオブジェクトに変換することで、文字ストリームとして内容を読み取れるようにします。
- ファイルへの書き込み:Readerから1文字ずつ読み込み、FileWriterを使ってローカルのテキストファイルに書き出します。すべての行を処理したらwriter.close()でリソースを必ず解放しましょう。
このように、getClob()とgetCharacterStream()を組み合わせることで、データベース内にCLOB型として保存された大きなテキストデータやファイルの中身を簡単に取り出し、任意の場所にファイルとして復元できます。
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