MySQLで異なる列の日付と時刻を組み合わせてDateTime値と比較する方法
MySQLでは、別々の列に保存された日付(DATE型)と時刻(TIME型)をCONCAT()関数で連結することで、1つの日時(DateTime)値として扱い、比較することができます。
基本構文
以下が基本的な構文です。
SELECT * FROM yourTableName WHERE CONCAT(yourDateColumnName, ' ', yourTimeColumnName) > 'yourDateTimeValue';
CONCAT()関数で日付列と時刻列を連結すると、「YYYY-MM-DD HH:MM:SS」という形式の日時文字列が生成され、これを指定した日時値と比較できます。
サンプルテーブルの作成
実際に動作を確認するため、テーブルを作成してみましょう。以下のクエリを実行します。
mysql> create table DifferentDateTime
-> (
-> Id int NOT NULL AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
-> ArrivalDate date,
-> ArrivalTime time
-> );
Query OK, 0 rows affected (1.53 sec)このテーブルは、到着日付(ArrivalDate)と到着時刻(ArrivalTime)を別々の列で管理する構造になっています。
テストデータの挿入
次に、INSERT文を使っていくつかのレコードを挿入します。
mysql> insert into DifferentDateTime(ArrivalDate,ArrivalTime) values(curdate(),'10:27:30');
Query OK, 1 row affected (0.14 sec)
mysql> insert into DifferentDateTime(ArrivalDate,ArrivalTime) values('2016-04-24','15:00:00');
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DifferentDateTime(ArrivalDate,ArrivalTime) values('2015-12-25','12:30:30');
Query OK, 1 row affected (0.18 sec)
mysql> insert into DifferentDateTime(ArrivalDate,ArrivalTime) values('2012-01-31','16:00:30');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)
mysql> insert into DifferentDateTime(ArrivalDate,ArrivalTime) values('2000-07-12','09:45:31');
Query OK, 1 row affected (0.11 sec)最初のレコードではcurdate()関数を使用して現在の日付を自動的に取得しています。それ以外のレコードには特定の日付を直接指定しています。
登録データの確認
SELECT文ですべてのレコードを表示して確認しましょう。
mysql> select *from DifferentDateTime;
実行結果:
+----+-------------+-------------+ | Id | ArrivalDate | ArrivalTime | +----+-------------+-------------+ | 1 | 2019-02-14 | 10:27:30 | | 2 | 2016-04-24 | 15:00:00 | | 3 | 2015-12-25 | 12:30:30 | | 4 | 2012-01-31 | 16:00:30 | | 5 | 2000-07-12 | 09:45:31 | +----+-------------+-------------+ 5 rows in set (0.00 sec)
日付と時刻を組み合わせた比較クエリ
それでは、CONCAT()関数を使って異なる列の日付と時刻を組み合わせ、指定した日時値と比較してみましょう。
mysql> select *from DifferentDateTime where concat(ArrivalDate,' ',ArrivalTime) > '2007-01-31 12:30:30';
このクエリでは、「2007年1月31日 12:30:30」より後の日時に該当するレコードのみを抽出しています。
実行結果:
+----+-------------+-------------+ | Id | ArrivalDate | ArrivalTime | +----+-------------+-------------+ | 1 | 2019-02-14 | 10:27:30 | | 2 | 2016-04-24 | 15:00:00 | | 3 | 2015-12-25 | 12:30:30 | | 4 | 2012-01-31 | 16:00:30 | +----+-------------+-------------+ 4 rows in set (0.00 sec)
実行結果の解説
上記の結果から、Id 1〜4の4件が抽出されました。Id 5の「2000-07-12 09:45:31」は比較対象の日時「2007-01-31 12:30:30」よりも過去であるため、結果から除外されています。
注意点
CONCAT()で連結する際は、日付と時刻の間に半角スペースを挟むことをおすすめします。スペースなしで連結した場合でも多くの場合は正しく比較できますが、日時文字列として標準的な形式(YYYY-MM-DD HH:MM:SS)にしておくことで、意図しない比較ミスを防げます。
また、大量のデータを扱う場合、CONCAT()による連結ではインデックスが利用できずパフォーマンスに影響が出る可能性があります。そのようなケースでは、生成カラム(Generated Column)やTIMESTAMP型への統合も検討するとよいでしょう。
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