コマンドラインからMySQLサーバーをアップグレードする方法【手順を画像付きで解説】
MySQLサーバーは、コマンドプロンプト(CMD)からmysql_upgradeコマンドを実行するだけで、簡単にアップグレードできます。この記事では、Windows環境を例に、データディレクトリの確認からアップグレードの実行、サーバーの再起動までの一連の手順をわかりやすく解説します。
手順1:コマンドプロンプトを起動する
まず、ショートカットキー「Windows + R」を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
「cmd」と入力して「OK」ボタンをクリックすると、コマンドプロンプトが起動します。以下はその画面の例です。

手順2:MySQLのデータディレクトリを確認する
次に、MySQLのインストールパスを確認します。MySQLにログインした状態で、以下のクエリを実行してください。
mysql> select @@datadir;
実行すると、データディレクトリのパスが以下のように表示されます。
+---------------------------------------------+ | @@datadir | +---------------------------------------------+ | C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\ | +---------------------------------------------+ 1 row in set (0.00 sec)
この結果から、MySQLがインストールされている場所を把握できます。
手順3:binディレクトリへ移動する
インストールパスが確認できたら、cdコマンドを使ってMySQLの/binディレクトリに移動します。以下は移動画面の例です。

手順4:mysql_upgradeコマンドを実行する
/binディレクトリに移動したら、以下のコマンドを実行します。
mysql_upgrade -u root -p --force
コマンドを実行するとパスワードの入力を求められるので、rootユーザーのパスワードを入力してください。入力が完了すると、以下のスクリーンショットのようにアップグレード処理が開始されます。

アップグレードが完了すると、次のような画面が表示されます。

手順5:サーバーを再起動する
アップグレード処理が終わったら、最後にMySQLサーバーを再起動して作業は完了です。再起動により、新しい設定やシステムテーブルの変更が確実に反映されます。
補足:MySQL 8.0.16以降をご利用の場合
なお、MySQL 8.0.16以降ではmysql_upgradeクライアントは非推奨となり、サーバー自身が起動時に自動的にアップグレード処理を行う仕様に変更されました。最新バージョンを使用している場合は、サーバーを再起動するだけでアップグレードが完了するため、手動でのコマンド実行は基本的に不要です。
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