MySQLユーティリティでコマンドラインへのパスワード直入力を避ける方法
はじめに
MySQLユーティリティを使用する際、毎回コマンドラインでパスワードを入力するのは手間がかかり、セキュリティ面でも好ましくありません。この記事では、設定ファイル「my.cnf」に認証情報をあらかじめ記述しておくことで、コマンドラインにパスワードを直接指定する必要をなくす方法を解説します。
ステップ1:データディレクトリの場所を確認する
まず、以下のクエリを実行して「my.cnf」ファイルが格納されている場所を確認します。
mysql> select @@datadir;
実行結果は以下のとおりです。「my.cnf」の場所が表示されます。
+---------------------------------------------+
| @@datadir |
+---------------------------------------------+
| C:\ProgramData\MySQL\MySQL Server 8.0\Data\ |
+---------------------------------------------+
1 row in set (0.00 sec)
ステップ2:「my.cnf」ファイルを開く
表示されたパスに従ってフォルダを開き、「my.cnf」ファイルを探します。以下は「my.cnf」の配置場所を示したスクリーンショットです。

ステップ3:「my.cnf」にMySQLユーティリティの設定を追記する
続いて、「my.cnf」ファイルに以下のように、使用する各MySQLユーティリティ向けの接続設定を追加します。
[client]
user = root
password = "yourPassword"
[mysql]
user = root
password = "yourPassword"
[mysqldiff]
user = root
password = "yourPassword"
[mysqldump]
user = root
password = "yourPassword"
まとめ
以上で設定は完了です。「my.cnf」にユーザー名とパスワードを記述しておくことで、mysql、mysqldump、mysqldiffなどの各ユーティリティを実行するたびにパスワードを入力する手間がなくなります。ただし、設定ファイルにはパスワードが平文で保存されるため、ファイルのアクセス権限を適切に制限し、第三者に閲覧されないよう十分に注意してください。
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