PHPのif文・elseif文とは?条件分岐の基本と使い方を徹底解説
はじめに
条件に応じて1つ以上の文を実行する「条件分岐」は、あらゆるプログラミング言語において最も重要な機能の一つです。PHPでは、if、else、elseifといったステートメントを使うことで、柔軟な条件分岐を実現できます。
まずはif文の基本的な使い方から見ていきましょう。
if文の基本構文
if (expression) statement;
ifキーワードの後に記述する式は論理式で、評価結果はTRUE(真)またはFALSE(偽)のいずれかになります。式がTRUEと評価されれば次の行の文が実行され、FALSEであればその文は無視されます。
条件がTRUEの場合に複数の文を実行したいときは、波括弧({ })で文をグループ化します。
if (expression){
statement1;
statement2;
..
}else文との組み合わせ
式がFALSEだった場合に別の文(または文のグループ)を実行したいときは、elseキーワードを使用し、その下に1つ以上の文を別の波括弧の中へ記述します。
if (expression){
statement1;
statement2;
..
} else {
statement3;
statement4;
..
}if〜else文のサンプルコード
次の例は、ifとelseキーワードの典型的な使い方を示したものです。readline()関数を使ってコマンドラインからキーボード入力を受け取り、入力された点数が50以上なら「合格」、そうでなければ「不合格」として結果を表示します。
<?php
$marks=(int)readline("enter marks: ");
if ($marks>=50){
echo "The result is pass" . "\n";
echo "congratulations" . "\n";
}
else{
echo "The result is Fail". "\n";
echo "Better luck next time" . "\n";
}
?>実行結果
このコードを実行すると、次のような結果が出力されます。
The result is Fail Better luck next time
elseif文とは
ある条件がFALSEだった場合に、別の条件が満たされているかどうかを確認したいケースは非常によくあります。このような場合、最初のif文のelse節の中にさらにif文を入れ子にして記述することになりますが、これを繰り返すとif〜elseブロックが何重にも連なり、プログラムが冗長で読みにくくなってしまいます。
PHPでは、この問題を解決するためにelseifステートメントが用意されています。
名前のとおり、elseifはifとelseを組み合わせたキーワードです。elseとほぼ同じように動作しますが、独自の条件式を持てる点が異なります。プログラムの流れは上から順にelseifの条件を評価していき、最初にTRUEとなったelseifのブロックだけが実行されて処理を抜けます。最後にあるelseブロックは、それまでのifおよびelseifのすべての条件がFALSEだった場合にのみ実行されます。
elseif文の構文
if (expression){
statement;
}
elseif (expression){
statement;
}
elseif (expression){
statement;
}
.
.
else{
statement;
}elseif文のサンプルコード
次の例では、elseif文を使って入力された点数に基づき、学生の成績(グレード)を段階的に判定しています。
<?php
$marks=(int)readline("enter marks: ");
if ($marks<35)
echo "fail";
elseif ($marks<50)
echo "pass class";
elseif ($marks<60)
echo "second class";
elseif ($marks<75)
echo "first class";
else
echo "distinction";
?>このコードでは、点数に応じて以下のように成績が判定されます。
- 35未満:fail(不合格)
- 50未満:pass class(合格)
- 60未満:second class(二等)
- 75未満:first class(一等)
- 75以上:distinction(優秀)
実行結果
たとえば入力した点数が35未満の場合、次のように出力されます。
fail
このように、PHPのif・else・elseif文を組み合わせれば、複数の条件に応じた柔軟な処理の分岐が簡単に実装できます。条件分岐はプログラミングの土台となる重要な概念なので、ぜひしっかりマスターしておきましょう。
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