JSPでXMLを解析するには?JSTL XMLタグライブラリの使い方
JSTL XMLタグライブラリとは
JSTL(JSP Standard Tag Library)のXMLタグは、JSPページを中心としてXMLドキュメントを作成・操作するための手段を提供します。Javaコードを直接記述することなく、宣言的なタグだけでXMLを扱えるのが大きな特徴です。
JSTL XMLタグライブラリには、XMLデータと連携するためのさまざまなカスタムタグが用意されています。主な機能は以下のとおりです。
- XMLドキュメントの解析(パース)
- XSLTなどを利用したXMLデータの変換
- XPath式に基づく条件分岐などのフロー制御
JSTL XMLライブラリの読み込み方法
JSPでJSTL XMLタグを使用するには、まず次のtaglibディレクティブを使ってライブラリを読み込みます。
<%@ taglib prefix = "x"
uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/xml" %>
ここでは接頭辞(prefix)として「x」を指定していますが、プロジェクトの方針に応じて任意の名前に変更することも可能です。
事前に必要な外部ライブラリ
サンプルを実行する前に、XMLおよびXPathに関連する次の2つのライブラリを、Tomcatインストールディレクトリ配下の<Tomcatインストールディレクトリ>\libフォルダにコピーしておく必要があります。
XercesImpl.jar ― Apache Xercesの公式サイト(https://www.apache.org/dist/xerces/j/)からダウンロードします。
xalan.jar ― Apache Xalan-Jの公式サイト(https://xml.apache.org/xalan-j/index.html)からダウンロードします。
これらのライブラリは、XMLの解析処理やXPath式の評価、XSLT変換を行うために内部的に利用されます。コピー後はTomcatを再起動して、ライブラリが正しく認識されていることを確認してください。
基本的な使用例
準備が整えば、次のように
<c:import url="books.xml" var="xmlData"/>
<x:parse xml="${xmlData}" var="doc"/>
<x:out select="$doc/books/book[1]/title"/>
このように、JSTL XMLタグライブラリを活用すれば、スクリプトレットに頼らずにJSP上で簡潔かつ可読性の高い形でXMLを扱うことができます。
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