JSPアクション要素とは?基本構文と10種類のアクションをわかりやすく解説
JSPアクション要素の概要
JSPアクション要素は、XML構文を用いてサーブレットエンジンの動作を制御するための特殊なタグです。これらを活用することで、次のような処理を動的に行えます。
- ファイルの動的な挿入(インクルード)
- JavaBeansコンポーネントの再利用
- ユーザーの別ページへの転送(フォワード)
- Javaプラグイン用のHTMLコードの生成
アクション要素の基本構文
アクション要素の構文はたった1種類で、XML標準に準拠した以下の形式で記述します。
<jsp:action_name attribute = "value" />
アクション要素は、あらかじめ定義された関数のようなものだと考えると分かりやすいでしょう。引数に相当する属性(attribute)に値を渡すことで、さまざまな処理を実行できます。
主なJSPアクションの一覧
以下の表に、JSPで利用できる主要なアクション要素をまとめました。それぞれの役割を把握しておきましょう。
| 番号 | 構文と目的 |
|---|---|
| 1 | jsp:include ページがリクエストされた時点で、指定したファイルを読み込みます。 |
| 2 | jsp:useBean 既存のJavaBeanを検索し、存在しない場合は新しくインスタンス化します。 |
| 3 | jsp:setProperty JavaBeanのプロパティに値を設定します。 |
| 4 | jsp:getProperty JavaBeanのプロパティの値を取得し、出力に挿入します。 |
| 5 | jsp:forward リクエストを別の新しいページへ転送します。 |
| 6 | jsp:plugin Javaプラグイン用のOBJECTタグやEMBEDタグを生成する、ブラウザ固有のコードを出力します。 |
| 7 | jsp:element XML要素を動的に定義します。 |
| 8 | jsp:attribute 動的に定義されたXML要素の属性を定義します。 |
| 9 | jsp:body 動的に定義されたXML要素のボディ(内容)を定義します。 |
| 10 | jsp:text JSPページやJSPドキュメント内にテンプレートテキストを書き込むために使用します。 |
まとめ
JSPアクション要素を使いこなせるようになると、共通パーツの分割管理やビジネスロジックと画面表示の分離が容易になり、保守性の高いWebアプリケーションを構築できます。特によく使われるのが「jsp:include」と「jsp:useBean」です。まずはこの2つの基本的なアクションから理解を深めることをおすすめします。
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