JSPで日付を解析する方法|fmt:parseDateタグの使い方と属性一覧
JSPで文字列として表現された日付データをDateオブジェクトに変換したい場合、JSTL(JSP Standard Tag Library)が提供する<fmt:parseDate>タグを使用します。このタグを使うことで、指定したパターンやロケールに従って日付文字列を正確に解析できます。
fmt:parseDateタグの主な属性
<fmt:parseDate>タグには、以下の属性が用意されています。
| 属性 | 説明 | 必須 | デフォルト値 |
|---|---|---|---|
| value | 解析対象となる日付の値 | いいえ | タグのボディ |
| type | DATE(日付)、TIME(時刻)、BOTH(両方)のいずれかを指定 | いいえ | date |
| dateStyle | FULL、LONG、MEDIUM、SHORT、DEFAULT のいずれかを指定 | いいえ | DEFAULT |
| timeStyle | FULL、LONG、MEDIUM、SHORT、DEFAULT のいずれかを指定 | いいえ | DEFAULT |
| parseLocale | 日付の解析時に使用するロケール | いいえ | デフォルトロケール |
| pattern | カスタムの解析パターン | いいえ | なし |
| timeZone | 解析する日付のタイムゾーン | いいえ | デフォルトタイムゾーン |
| var | 解析結果の日付を格納する変数名 | いいえ | ページに出力 |
| scope | 解析結果を格納する変数のスコープ | いいえ | page |
pattern属性について
pattern属性は、<fmt:formatDate>タグのpattern属性と同じように機能します。ただし、解析の場合は「出力する形式」ではなく、「入力される日付文字列がどのような形式であるか」をパーサーに伝える役割を果たします。例えば「dd-MM-yyyy」と指定すれば、「20-10-2010」のような形式の文字列を正しく解析できます。
使用例
以下は、<fmt:parseDate>タグを使って日付文字列を解析する具体的なコード例です。
<%@ taglib prefix = "c" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/core" %>
<%@ taglib prefix = "fmt" uri = "https://java.sun.com/jsp/jstl/fmt" %>
<html>
<head>
<title>JSTL fmt:parseDate Tag</title>
</head>
<body>
<h3>Date Parsing:</h3>
<c:set var = "now" value = "20-10-2010" />
<fmt:parseDate value = "${now}" var = "parsedEmpDate" pattern = "dd-MM-yyyy" />
<p>Parsed Date: <c:out value = "${parsedEmpDate}" /></p>
</body>
</html>このコードを実行すると、次のような結果が出力されます。
Date Parsing: Parsed Date: Wed Oct 20 00:00:00 GST 2010
コードの解説
まず<c:set>タグで「20-10-2010」という日付文字列を変数nowに格納し、次に<fmt:parseDate>タグでpattern属性に「dd-MM-yyyy」を指定して解析しています。解析結果はvar属性で指定したparsedEmpDate変数に保存され、<c:out>タグを使って画面に表示されます。結果として、日・月・年の順で並んだ文字列がDateオブジェクトとして正しく認識されていることがわかります。
なお、pattern属性で指定する形式が実際の入力文字列と一致していない場合、ParseExceptionが発生するため注意が必要です。ユーザー入力など不確定な文字列を扱う場合は、事前に形式チェックを行うか、エラーハンドリングを実装しておくことをおすすめします。
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