【Rails】Flashメッセージの使い方を徹底解説!alertとnoticeの違いからflash.nowまで
Flashメッセージとは?
Flashメッセージとは、Railsアプリケーションのユーザーに対して、自分の操作によって何が起こったのかを伝えるための仕組みです。
メッセージの例:
- 「パスワードが正しく変更されました」(確認メッセージ)
- 「ユーザーが見つかりません」(エラーメッセージ)
Flashメッセージはコントローラーで設定し、ビューで表示します。ユーザーはそのメッセージを受け取って、次のアクションにつなげられます。
それでは、具体的な使い方を見ていきましょう!
Flashメッセージの基本的な使い方
通知メッセージは、flashヘルパーメソッドを使って扱います。
flashオブジェクトはRubyのハッシュのように振る舞い、keysやany?、eachといったメソッドを持ち、個別のメッセージには[]でアクセスできます。
どんな種類のFlashメッセージを設定できるのでしょうか?
デフォルトで用意されているのは次の2種類です:
- notice(通知)
- alert(警告)
使用例はこちら:
flash.alert = "User not found."
または、次の書き方でも問題ありません:
flash[:alert] = "User not found."
(どちらも記述スタイルが違うだけで、動作はまったく同じです。)
これらのコードは、index、create、newなど、コントローラーの各アクション内で使えます。
もうひとつの方法として、リダイレクトと同時にFlashメッセージを設定することもできます:
redirect_to :books_path, notice: "Book not found"
この書き方なら、リダイレクトとFlashメッセージの生成を1ステップで済ませられます。とても便利ですね!
alertとnoticeの違い
実のところ、alertとnoticeのどちらを使っても大きな差はありません。状況に合わせて、より自然だと感じる方を選べばOKです。
おすすめの使い分けは、alertをエラーメッセージ用、noticeを確認(成功)メッセージ用とすることです。
こうして区別しておくと、それぞれに異なるスタイルを当てやすくなります。
たとえば:alertは赤色、noticeは緑色で表示する、といった具合です。
また、add_flash_typesメソッドを使えば、独自のFlashタイプを追加することも可能です。
class ApplicationController add_flash_types :info, :error, :warning end
シンプルさを重視するなら、組み込みの2種類だけでも十分でしょう🙂
Flashメッセージの表示方法
Flashメッセージは自動的には画面に表示されません。
ユーザーに見てもらうには、ビューの中で明示的に出力する必要があります。アプリケーション共通レイアウト(application.html.erb)に追加しておくのがおすすめです。
コード例:
<% flash.each do |type, msg| %> <div><%= msg %></div> <% end %>
このコードは、メッセージを表示したい任意の場所(一般的にはページ上部、ナビゲーションバーの下あたり)に配置してください。
覚えておきたいポイント:
一度表示されたメッセージはflashから自動的に削除されるため、同じメッセージが繰り返し表示されることはありません。
Flashメッセージのスタイリング
Flashメッセージには、標準で用意されたデザインやスタイルはありません。
どうすればいい?
CSSフレームワークのBootstrapを使っているなら、"alert alert-info"クラスを付けるだけで、見栄えの良いFlashメッセージにできます。
例:
<% flash.each do |type, msg| %> <div class="alert alert-info"><%= msg %></div> <% end %>
表示イメージ:

Bootstrapを使っていない場合は、独自のCSSを書けば、好みのデザインに自由に仕上げられます。
Flashメッセージはいつ削除される?
Flashメッセージは、表示された後の「次のコントローラーアクション」のタイミングで削除されます。
具体的な挙動は次のとおりです:
redirect_toした後にFlashメッセージを表示 → これが正しい使い方ですredirect_toしたのにメッセージを表示しなかった場合 → メッセージはflashハッシュの中に残り続けます- Flashメッセージを設定したのと同じアクション内で
renderした場合 → メッセージは表示されますが、flashから削除されないため残り続け、次のリクエストで二重に表示される恐れがあります
では、現在のアクションのためだけのFlashメッセージを設定したい場合はどうすればいいのでしょうか?
そんなときに役立つのがflash.nowです!
使用例:
def index
@books = Book.all
flash.now[:notice] = "We have exactly #{@books.size} books available."
end
この場合、indexビューがレンダリングされると同時にnoticeメッセージが表示され、flashからも削除されるため、二重表示を防げます。
つまり:
リダイレクトせずにrenderする場合だけ、flash.nowを使えばOKです。
まとめ
RailsのFlashメッセージの仕組みと、正しい使い方について学びました!
なお、Flashメッセージはバリデーションエラーとは別物なので注意しましょう。バリデーションはモデルオブジェクトに関連付けられており、@user.errorsのようにerrorsメソッド経由でアクセスします。
それでは、実際にコードを書いて試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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