CSSのscroll-behaviorプロパティとは?使い方とスムーススクロールの実装例
CSSのscroll-behaviorプロパティは、ページ内リンクやアンカー移動時などにおけるスクロールの挙動(動作)を制御するために使用します。このプロパティを活用することで、JavaScriptに頼ることなく、CSSだけで滑らかなスムーススクロールを実現できます。
scroll-behaviorプロパティに指定できる値
scroll-behavior: auto | smooth | initial | inherit;
- auto:ブラウザのデフォルト動作。リンク先へ即座にジャンプします。
- smooth:滑らかなアニメーション付きでスクロールして移動します。
- initial:プロパティを初期値(auto)に戻します。
- inherit:親要素の値を継承します。
実装例
以下は、scroll-behaviorプロパティを使ってスムーススクロールを実装する具体的なコード例です。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
html {
scroll-behavior: smooth;
}
#area1 {
height: 400px;
background-color: red;
}
#area2 {
height: 600px;
background-color: orange;
}
#area3 {
height: 550px;
background-color: magenta;
}
</style>
</head>
<body>
<h1>デモ見出し</h1>
<div class="main" id="area1">
<h2>セクション 1</h2>
<a href="#area2">セクション 2 へ移動</a>
</div>
<div class="main" id="area2">
<h2>セクション 2</h2>
<a href="#area3">セクション 3 へ移動</a>
</div>
<div class="main" id="area3">
<h2>セクション 3</h2>
<a href="#area1">セクション 1 へ移動</a>
</div>
</body>
</html>ポイントは、htmlセレクターに対してscroll-behavior: smooth;を指定している点です。これにより、ページ全体のアンカーリンク移動がすべてスムーススクロールになります。
実行結果

まず「セクション 2 へ移動」をクリックしてみましょう。

画面が即座に切り替わるのではなく、滑らかにアニメーションしながらセクション 2 までスクロールします。続けて「セクション 3 へ移動」をクリックすると、同様にセクション 3 までスムーズに移動します。

対応ブラウザについて
scroll-behaviorプロパティは、Chrome、Firefox、Edge、Safariなどの主要ブラウザでサポートされています。未対応の古いブラウザでは単に無視され、従来どおりの瞬間ジャンプスクロールが行われるため、レイアウトが崩れる心配はありません。
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