CSSのposition: stickyとは?スティッキーナビゲーションバーの作り方を解説
Webサイトでスクロールしても画面上部に固定され続けるナビゲーションバーを見たことはありませんか?あのような動きは、CSSの position: sticky; プロパティを使うことで簡単に実装できます。この記事では、stickyの基本的な仕組みと、実際にスティッキーナビゲーションバーを作成する方法をサンプルコード付きで解説します。
position: stickyの基本
position: sticky; は、通常時は relative と同じように通常の文書フローに従って配置されますが、スクロールして指定した位置(top や bottom などで設定)に達すると、その場に固定される特殊なポジショニングです。
stickyを機能させるためには、top・bottom・left・right のいずれかのオフセット指定が必須である点に注意してください。例えばナビゲーションバーを画面最上部に固定したい場合は、top: 0; を指定します。
スティッキーナビゲーションバーの実装例
以下のコードでは、<ul> 要素に position: sticky; と top: 0; を適用することで、スクロールしても常に画面上部に留まるナビゲーションバーを実現しています。ぜひ実際に動かして挙動を確認してみてください。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<style>
ul {
list-style-type: none;
position: sticky;
overflow: hidden;
top: 0;
width: 100%;
}
li {
float: left;
border-right: 1px solid white;
}
li a {
display: block;
padding: 8px;
background-color: orange;
}
li:last-child {
border-right: none;
}
div {
padding: 5px;
margin-top: 5px;
background-color: white;
height: 1000px;
}
</style>
</head>
<body>
<ul>
<li><a href = "#home">Home</a></li>
<li><a href = "#news">News</a></li>
<li><a href = "#contact">Contact</a></li>
<li><a href = "#about">About</a></li>
</ul>
<div>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
<p>固定メニューの動作確認用テキストです。</p>
</div>
</body>
</html>
コードのポイント解説
- position: sticky; と top: 0; … ul要素に対してこの2つを組み合わせることで、スクロール時にナビゲーションバーが画面上部に張り付きます。
- list-style-type: none; … リストの先頭にある「・」などのマーカーを非表示にし、ナビゲーションバーらしい見た目にしています。
- float: left; … 各リスト項目(li)を横並びに配置しています。モダンな実装ではFlexbox(
display: flex;)を使う方法もおすすめです。 - height: 1000px; … コンテンツ領域に十分な高さを持たせることで、スクロールした際にstickyの効果がわかりやすくなります。
position: fixedとの違い
似たような挙動をするプロパティ値として position: fixed; がありますが、両者には重要な違いがあります。fixed は最初から常に画面上の指定位置に固定されるのに対し、sticky はスクロールして指定位置に達するまでは通常の位置に表示され、達した時点で固定されるという挙動になります。ページの途中に配置された見出しやサイドバーなど、「ある範囲内でのみ固定したい」要素にstickyは特に有効です。
なお、stickyは主要なモダンブラウザ(Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど)で広くサポートされていますが、古いバージョンのInternet Explorerでは動作しないため、対応が必要な場合はフォールバックの検討をおすすめします。
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