CSS elevationプロパティとは?音声の垂直方向の位置を指定する方法
CSS elevationプロパティとは
elevationプロパティは、音声(サウンド)がリスナーのどの高さから聞こえるかを垂直方向で指定するためのプロパティです。主に音声ブラウザやスクリーンリーダー向けのスタイル指定に用いられます。
指定できる値
- angle(角度) − -90deg〜90degの範囲で角度を指定します。0degは前方の水平線上、つまりリスナーと同じ高さを意味します。90degは真上、-90degは真下を表します。
- below − 「-90deg」と同じ意味です。
- level − 「0deg」と同じ意味です。
- above − 「90deg」と同じ意味です。
- higher − 現在の仰角に10度加算します。
- lower − 現在の仰角から10度減算します。
elevationプロパティの使用例
以下のコードを実行して、elevationプロパティの動作を確認できます。
<style>
<!--
h1 { elevation: above }
tr.a { elevation: 60deg }
tr.b { elevation: 30deg }
tr.c { elevation: level }
-->
</style>
この例では、h1要素の音声を真上(above)から、テーブル行aを60度、行bを30度の高さから、行cを水平(level)から聞こえるように設定しています。
注意点:ブラウザ対応状況
elevationプロパティはCSS2の音声スタイルシート(Aural Style Sheets)で定義されたものであり、現在の主要ブラウザではサポートされていません。音声出力を制御したい場合は、より新しい「CSS Speech Module」の利用が推奨されます。ただし、音声合成技術の理解やレガシーシステムの学習においては、本プロパティの概念を知っておくことが役立ちます。
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