CSSのoverflowプロパティの値一覧と使い方
CSSのoverflowプロパティとは
CSSにはoverflowというプロパティがあります。これは、ボックスの内容がボックス自体のサイズよりも大きくなった場合に、ブラウザがどのように表示すべきかを指定するためのものです。
例えば、固定サイズのコンテナ内に長いテキストや大きな画像を配置したとき、はみ出した部分をそのまま表示するのか、隠すのか、スクロールできるようにするのかを制御できます。
overflowプロパティに指定できる値
overflowプロパティには、主に以下の4つの値を指定できます。
| 値 | 説明 |
|---|---|
visible | 初期値です。内容が親要素(包含ブロック)の境界線からはみ出していても、そのまま表示されます。 |
hidden | はみ出した内容は、親要素の境界で切り取られます。スクロールバーは表示されません。 |
scroll | 親要素のサイズは変わりませんが、内容がはみ出していなくても常にスクロールバーが表示され、ユーザーがスクロールして内容を確認できるようになります。 |
auto | scrollと目的は同じですが、内容が実際にはみ出した場合にのみスクロールバーが表示されます。多くの場面で推奨される値です。 |
使い分けのポイント
- visible:レイアウトを崩さずに内容をすべて見せたい場合に適しています。
- hidden:デザイン上、はみ出しを見せたくない場合(カルーセルやトリミングなど)に便利です。
- scroll:常にスクロール可能であることを明示したい場合に使用します。
- auto:必要なときだけスクロールバーを出したい場合に最適で、実務では最もよく使われます。
また、縦方向・横方向それぞれ個別に指定したい場合は、overflow-xやoverflow-yを使用することもできます。
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