MongoDBの$regex演算子で大文字と小文字を区別しない検索を行う方法(iオプション)
MongoDBで大文字と小文字を区別せずに文字列検索を行いたい場合は、$regex演算子に「i」(case insensitive:大文字と小文字を区別しない)オプションを指定します。この記事では、実際にコレクションを作成し、「mongodb」という文字列を表記の違いにかかわらずすべて取得する方法を、サンプルコード付きで解説します。
ドキュメントを含むコレクションの作成
まず、insertOne()メソッドを使って、異なる表記(MySQL、MongoDB、mongodb、MONGODB)のドキュメントを持つコレクションを作成しましょう。
> db.demo759.insertOne({SubjectName:"MySQL"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5eb02ba95637cd592b2a4ae7")
}
> db.demo759.insertOne({SubjectName:"MongoDB"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5eb02baa5637cd592b2a4ae8")
}
> db.demo759.insertOne({SubjectName:"mongodb"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5eb02baf5637cd592b2a4ae9")
}
> db.demo759.insertOne({SubjectName:"MONGODB"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5eb02bb85637cd592b2a4aea")
}find()メソッドですべてのドキュメントを表示
次に、find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを確認してみます。
> db.demo759.find();
これにより、以下のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5eb02ba95637cd592b2a4ae7"), "SubjectName" : "MySQL" }
{ "_id" : ObjectId("5eb02baa5637cd592b2a4ae8"), "SubjectName" : "MongoDB" }
{ "_id" : ObjectId("5eb02baf5637cd592b2a4ae9"), "SubjectName" : "mongodb" }
{ "_id" : ObjectId("5eb02bb85637cd592b2a4aea"), "SubjectName" : "MONGODB" }ご覧のとおり、4つのドキュメントにはそれぞれ異なる表記の文字列が格納されています。
$regex演算子で大文字と小文字を区別しない検索を実行
ここで、$regex演算子に「i」オプションを付けたクエリを実行します。これにより、大文字と小文字の違いを無視して「mongodb」に一致するすべてのドキュメントを取得できます。
> db.demo759.find({"SubjectName":{$regex:/mongodb/i}});実行結果は以下のとおりです。
{ "_id" : ObjectId("5eb02baa5637cd592b2a4ae8"), "SubjectName" : "MongoDB" }
{ "_id" : ObjectId("5eb02baf5637cd592b2a4ae9"), "SubjectName" : "mongodb" }
{ "_id" : ObjectId("5eb02bb85637cd592b2a4aea"), "SubjectName" : "MONGODB" }まとめ
$regex演算子に「i」フラグを指定することで、MongoDBでも大文字と小文字を意識せずに柔軟な文字列検索が可能になります。ユーザーの入力値を検索する場合など、表記ゆれを許容したいシーンで特に便利です。ただし、$regex検索ではインデックスが活用されないケースがあるため、大量のデータを扱う際はパフォーマンスへの影響にも注意しましょう。
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