MongoDBで特定の時間(時)のレコードを検索するクエリの書き方
MongoDBで「時」が特定の値に一致するレコードだけを検索したい場合には、$hour演算子を使用します。$hour演算子は、日付型フィールドから「時」の部分(0〜23の数値)を抽出できる集計演算子です。
この記事では、実際にコレクションを作成し、特定の時間のレコードを抽出する手順を順番に解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、日付型フィールドを持つドキュメントを含むコレクションを作成します。以下では、顧客名(CustomerName)と注文日時(OrderDatetime)を持つドキュメントを挿入しています。
> db.mongoDbSearchForHoursDemo.insertOne({"CustomerName":"Larry","OrderDatetime":new ISODate("2019-01-31 09:45:50")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd6e8a86d78f205348bc62a")
}
> db.mongoDbSearchForHoursDemo.insertOne({"CustomerName":"Larry","OrderDatetime":new ISODate("2019-02-21 01:10:01")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd6e8b86d78f205348bc62b")
}
> db.mongoDbSearchForHoursDemo.insertOne({"CustomerName":"Larry","OrderDatetime":new ISODate("2019-04-01 04:10:11")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd6e8e26d78f205348bc62c")
}
> db.mongoDbSearchForHoursDemo.insertOne({"CustomerName":"Larry","OrderDatetime":new ISODate("2019-05-11 08:53:01")});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cd6e8f26d78f205348bc62d")
}2. 登録した全ドキュメントの確認
find()メソッドを使用すると、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.mongoDbSearchForHoursDemo.find().pretty();
上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
{
"_id" : ObjectId("5cd6e8a86d78f205348bc62a"),
"CustomerName" : "Larry",
"OrderDatetime" : ISODate("2019-01-31T09:45:50Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5cd6e8b86d78f205348bc62b"),
"CustomerName" : "Larry",
"OrderDatetime" : ISODate("2019-02-21T01:10:01Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5cd6e8e26d78f205348bc62c"),
"CustomerName" : "Larry",
"OrderDatetime" : ISODate("2019-04-01T04:10:11Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5cd6e8f26d78f205348bc62d"),
"CustomerName" : "Larry",
"OrderDatetime" : ISODate("2019-05-11T08:53:01Z")
}3. $hour演算子で特定の時間のレコードを検索する
続いて、特定の「時」に該当するレコードを検索するクエリを見ていきましょう。ここでは、「8時」と「1時」のいずれかに一致するレコードを取得します。
aggregate()パイプラインの中で、まず$projectステージによってOrderDatetimeから時間を抽出し、その後$matchステージで$in演算子を使って対象の時間(8と1)と一致するドキュメントを絞り込みます。
>db.mongoDbSearchForHoursDemo.aggregate([{$project:{SpecificHours:{$hour:"$OrderDatetime"}}},
{$match:{SpecificHours:{"$in":[08,01]}}}]);このクエリを実行すると、条件に合致する2件のドキュメントが出力されます。出力には、該当するレコードの_idと、抽出された時間(SpecificHours)が表示されます。
{ "_id" : ObjectId("5cd6e8b86d78f205348bc62b"), "SpecificHours" : 1 }
{ "_id" : ObjectId("5cd6e8f26d78f205348bc62d"), "SpecificHours" : 8 }まとめ
このように、MongoDBでは$projectで日付フィールドから$hour演算子により「時」を抽出し、$matchと$inを組み合わせることで、日付に関係なく特定の時間帯のレコードを効率的に検索できます。同様の手法は、$minuteや$secondなど他の日付演算子にも応用可能です。
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