MongoDBで同じキーに複数のOR条件を指定する方法
MongoDBでは、同じキー(フィールド)に対して複数のOR条件を指定したいケースがあります。そのような場合は、$or演算子を一度だけ使うだけで簡単に実現できます。本記事では、具体的な手順をサンプルコード付きで解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、テスト用のコレクションにドキュメントを挿入します。
> db.demo551.insertOne({"Name":"John"});{
"acknowledged" : true, "insertedId" : ObjectId("5e8e36d39e5f92834d7f05e5")
}
> db.demo551.insertOne({"Name":"Chris Brown"});{
"acknowledged" : true, "insertedId" : ObjectId("5e8e36d89e5f92834d7f05e6")
}
> db.demo551.insertOne({"Name":"John Doe"});{
"acknowledged" : true, "insertedId" : ObjectId("5e8e36de9e5f92834d7f05e7")
}
> db.demo551.insertOne({"Name":"John Smith"});{
"acknowledged" : true, "insertedId" : ObjectId("5e8e36e59e5f92834d7f05e8")
}
> db.demo551.insertOne({"Name":"Carol"});{
"acknowledged" : true, "insertedId" : ObjectId("5e8e36ec9e5f92834d7f05e9")
}2. コレクション内の全ドキュメントを確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示します。
> db.demo551.find();
これにより、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e8e36d39e5f92834d7f05e5"), "Name" : "John" }
{ "_id" : ObjectId("5e8e36d89e5f92834d7f05e6"), "Name" : "Chris Brown" }
{ "_id" : ObjectId("5e8e36de9e5f92834d7f05e7"), "Name" : "John Doe" }
{ "_id" : ObjectId("5e8e36e59e5f92834d7f05e8"), "Name" : "John Smith" }
{ "_id" : ObjectId("5e8e36ec9e5f92834d7f05e9"), "Name" : "Carol" }3. 同じキーに対してOR条件を指定するクエリ
同じキー「Name」に対してOR条件を実装するクエリは、以下のとおりです。
> db.demo551.find({$or:[
{"Name" : {$eq : "Carol"}},
{Name: {$eq:"John"}}
]
});このクエリでは、$or演算子の配列内に複数の条件を列挙しています。「Name」フィールドが「Carol」または「John」のいずれかに一致するドキュメントのみが抽出されます。
実行結果は次のようになります。
{ "_id" : ObjectId("5e8e36d39e5f92834d7f05e5"), "Name" : "John" }
{ "_id" : ObjectId("5e8e36ec9e5f92834d7f05e9"), "Name" : "Carol" }ポイントまとめ
- $or演算子は配列を受け取り、その中のいずれか一つでも一致した条件を持つドキュメントを返します。
- 同じフィールドに対して複数の条件を指定する場合でも、$orは1回記述するだけで十分です。重複して書く必要はありません。
- なお、単純な等価条件の比較だけであれば、$in演算子(例:
{ Name: { $in: ["Carol", "John"] } })を使うことで、より簡潔に記述することも可能です。
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