【MongoDB】$pullと$neを使って条件に一致しない配列要素を削除する方法
配列から特定の条件に一致しない要素を削除したい場合は、$pull演算子を使用します。そして、その条件指定には$ne(not equal)演算子が便利です。MongoDBの$neは、フィールドの値が指定した値と「等しくない」ドキュメントや要素を選択するための比較演算子です。
サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。
> db.demo410.insertOne(
... {
... details: [{isMarried:false}, {isMarried:true}, {isMarried:false}, {isMarried:"Chris"}]
... }
... );
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e70efc515dc524f70227681")
}登録済みドキュメントの確認
find()メソッドを使用すると、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo410.find();
上記のコードを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e70efc515dc524f70227681"), "details" : [ { "isMarried" : false }, { "isMarried" : true }, { "isMarried" : false }, { "isMarried" : "Chris" } ] }条件に一致しない要素を削除するクエリ
以下は、MongoDBで条件に一致しない要素を削除するためのクエリ例です。$elemMatchで対象ドキュメントを絞り込み、$pullと$neを組み合わせることで、「isMarried」がtrue以外の要素を配列から一括で取り除いています。
> db.demo410.updateMany(
... { "details": { "$elemMatch": { "isMarried": { "$ne": true } } } },
... { "$pull": { "details": { "isMarried": { "$ne": true } } } }
... )
{ "acknowledged" : true, "matchedCount" : 1, "modifiedCount" : 1 }削除後の結果を確認する
削除処理の後、再度find()メソッドを実行して結果を確認してみましょう。
> db.demo410.find();
実行すると、次のように「isMarried」がtrueの要素だけが残っていることがわかります。
{ "_id" : ObjectId("5e70efc515dc524f70227681"), "details" : [ { "isMarried" : true } ] }ポイントのまとめ
- $pull: 配列から指定した条件に一致する要素を削除する更新演算子
- $ne: フィールドの値が指定値と等しくない場合にマッチする比較演算子
- $elemMatch: 配列内の要素が指定した条件を満たすかどうかを判定する演算子
これらの演算子を組み合わせることで、ネストされた配列データに対しても柔軟かつ効率的な条件付き削除が可能になります。
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