MongoDBの$slice演算子で範囲を指定して配列要素を取得する方法
MongoDBでは、$slice 演算子にパラメータを渡すことで、配列から特定の範囲の要素だけを取得できます。第1パラメータには取得を開始する位置(インデックス)を、第2パラメータには取得する要素数(範囲)を指定します。
サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを含むコレクションを作成しましょう。以下のコマンドを実行します。
> db.demo54.insertOne({"ListOfValues":[100,2030,5353,7364,635,535,524,423,2434,1323,799874,90]});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e27151ecfb11e5c34d89914")
}コレクション内の全ドキュメントを表示
find() メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみます。
> db.demo54.find().pretty();
このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
{
"_id" : ObjectId("5e27151ecfb11e5c34d89914"),
"ListOfValues" : [
100,
2030,
5353,
7364,
635,
535,
524,
423,
2434,
1323,
799874,
90
]
}$sliceで範囲を指定するクエリ
ここで、$slice を使って範囲を指定したクエリを見てみましょう。以下のように [5, 3] を指定すると、インデックス5の位置から3つの要素を取得できます。
> db.demo54.find({}, { "ListOfValues": { $slice: [5,3]}}).pretty();実行結果は以下のとおりです。
{
"_id" : ObjectId("5e27151ecfb11e5c34d89914"),
"ListOfValues" : [
535,
524,
423
]
}解説
元の配列は [100, 2030, 5353, 7364, 635, 535, 524, 423, ...] となっており、インデックスは0から始まります。そのため、開始位置「5」に該当するのは6番目の要素である 535 です。そこから数えて3つの要素、つまり 535、524、423 が取得されました。
このように、$slice: [開始位置, 要素数] の形式を使えば、配列の任意の範囲を柔軟に抽出できます。なお、開始位置に負の値を指定すると、配列の末尾から数えた位置を基準にすることも可能です。ページネーションや部分表示など、大きな配列を扱う際に非常に便利な機能なので、ぜひ活用してください。
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