MongoDBでインデックスを指定して検索結果から単一の要素を取得する方法
MongoDBで複数件の検索結果の中から、特定の位置(インデックス)にある単一のドキュメントだけを取り出したい場合があります。そのようなときは、アグリゲーション(集計パイプライン)と $limit を組み合わせるのが有効です。また、$skip を使うことで、指定した件数のドキュメントを読み飛ばすことができます。
サンプルコレクションの作成
まず、insertOne() メソッドを使って、ドキュメントを含むコレクションを作成します。
> db.demo391.insertOne(
... { "_id" : 101, "Name" : "Chris", Values: ["101", "102"] }
... )
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 101 }
> db.demo391.insertOne(
... { "_id" : 111, "Name" : "Chris", Values: ["101", "102"] }
... )
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 111 }
> db.demo391.insertOne(
... { "_id" : 121, "Name" : "Chris", Values: ["101", "102"] }
... )
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 121 }登録したドキュメントの確認
find() メソッドを使うと、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。
> db.demo391.find();
実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : 101, "Name" : "Chris", "Values" : [ "101", "102" ] }
{ "_id" : 111, "Name" : "Chris", "Values" : [ "101", "102" ] }
{ "_id" : 121, "Name" : "Chris", "Values" : [ "101", "102" ] }インデックスを指定して単一の要素を取得するクエリ
以下は、結果の中から特定のインデックスに該当する1件だけを取得するためのクエリです。変数 i に目的の位置(2番目など)を設定し、$match で条件に合うドキュメントを絞り込んだ後、$skip と $limit によって対象の1件のみを抽出します。
> var i=2;
> db.demo391.aggregate([
... { $match : {"Name": "Chris"}},
... { $skip : i-1},
... { $limit : 1 }
... ]);このクエリを実行すると、次の出力が得られます。
{ "_id" : 111, "Name" : "Chris", "Values" : [ "101", "102" ] }ポイントのまとめ
- $match:検索条件に一致するドキュメントだけをパイプラインに通します。
- $skip:先頭から指定した件数のドキュメントをスキップします。ここでは i-1 を渡すことで、i 番目のドキュメントから読み始めます。
- $limit:結果として返すドキュメント数を1件に制限します。
この3つのステージを組み合わせることで、SQLにおける LIMIT/OFFSET のような操作をMongoDBでも簡単に実現でき、大量の検索結果から任意の位置のデータを効率よく取り出せます。
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