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MongoDBで条件付きの文字列連結を行う方法($condと$concatの使い方)

MongoDBで条件付きの文字列連結を実現する方法

MongoDBでは、$cond演算子の中で$concatを組み合わせることで、条件に基づいた文字列の連結とドキュメントのフィルタリングが可能です。本記事では、実際のコード例を通じて、その実装手順をわかりやすく解説します。

サンプルコレクションの作成

まず、ドキュメントを格納するコレクションを作成します。insertOne()メソッドを使って、3件のドキュメントを挿入してみましょう。

> db.demo745.insertOne({Value1:"100",Value2:"100"});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5eae6419a930c785c834e554")
}
> db.demo745.insertOne({Value1:"40",Value2:"50"});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5eae6421a930c785c834e555")
}
> db.demo745.insertOne({Value1:"13",Value2:"45"});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5eae6429a930c785c834e556")
}

登録済みドキュメントの確認

find()メソッドを使えば、コレクション内のすべてのドキュメントを表示できます。

> db.demo745.find();

このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。

{ "_id" : ObjectId("5eae6419a930c785c834e554"), "Value1" : "100", "Value2" : "100" }
{ "_id" : ObjectId("5eae6421a930c785c834e555"), "Value1" : "40", "Value2" : "50" }
{ "_id" : ObjectId("5eae6429a930c785c834e556"), "Value1" : "13", "Value2" : "45" }

条件付き連結のクエリを実行する

続いて、条件を付けながら文字列を連結し、ドキュメントを絞り込むクエリを見ていきましょう。ここでは、集計パイプラインの$redactステージ内で$condを使用し、「Value1」と「Value2」を連結した結果が「1345」と一致するドキュメントのみを保持しています。

> db.demo745.aggregate(
...    [
...       { "$redact": {
...          "$cond": [
...             { "$eq": [
...                { "$concat": [ "$Value1","$Value2" ] },
...                   "1345"
...                ]},
...                "$$KEEP",
...                "$$PRUNE"
...          ]
...       }}
...    ]
... )

このクエリを実行すると、条件に一致したドキュメントだけが出力されます。

{ "_id" : ObjectId("5eae6429a930c785c834e556"), "Value1" : "13", "Value2" : "45" }

クエリの仕組みを解説

各演算子の役割は以下の通りです。

  • $concat: フィールド「Value1」と「Value2」の値を連結して1つの文字列を生成します。例えば「13」と「45」から「1345」が作られます。
  • $eq: 連結結果が指定した文字列「1345」と一致しているかどうかを判定します。
  • $cond: 条件が真(true)の場合は$$KEEPでドキュメントを保持し、偽(false)の場合は$$PRUNEでドキュメントを除外します。

このように、$redact$cond$concatを組み合わせることで、複数フィールドを連結した文字列の値に基づいて、柔軟にドキュメントをフィルタリングできます。なお、MongoDB 5.0以降では$matchステージ内で$exprを使う方法も一般的なので、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

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