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MongoDBでユニークインデックスをスパースユニークインデックスに変更する方法

MongoDBでは、フィールドが存在しないドキュメントをインデックス対象から除外したい場合、「スパースインデックス(sparse index)」を使用します。スパースインデックスを作成するには、オプションに sparse: true を指定します。

ここでは、すでに作成済みの通常のユニークインデックスを、スパースなユニークインデックスへ変更する手順を解説します。MongoDBでは既存のインデックスの属性を直接書き換えることができないため、一度インデックスを削除(ドロップ)してから、再作成する必要があります。

1. 通常のユニークインデックスを作成する

まずは、比較用として通常のユニークインデックスを作成してみましょう。以下のクエリを実行します。

> db.demo229.ensureIndex({"ClientName":1}, {unique: true});
{
    "createdCollectionAutomatically" : true,
    "numIndexesBefore" : 1,
    "numIndexesAfter" : 2,
    "ok" : 1
}

2. 作成されたインデックスを確認する

コレクションに設定されているインデックスの一覧は、getIndexes() メソッドで確認できます。

> db.demo229.getIndexes();

実行すると、次のような出力が得られます。「ClientName_1」インデックスには unique: true が設定されていますが、sparse の項目はまだありません。

[
    {
        "v" : 2,
        "key" : {
            "_id" : 1
        },
        "name" : "_id_",
        "ns" : "test.demo229"
    },
    {
        "v" : 2,
        "unique" : true,
        "key" : {
            "ClientName" : 1
        },
        "name" : "ClientName_1",
        "ns" : "test.demo229"
    }
]

3. インデックスを削除してスパースユニークインデックスとして再作成する

それでは、既存のインデックスを dropIndex() で削除し、sparse: true オプションを付けて再度作成しましょう。これにより、ユニークインデックスがスパースなユニークインデックスへと変わります。

> db.demo229.dropIndex("ClientName_1");
{ "nIndexesWas" : 2, "ok" : 1 }
> db.demo229.ensureIndex({"ClientName":1}, {unique: true, sparse:true});
{
    "createdCollectionAutomatically" : false,
    "numIndexesBefore" : 1,
    "numIndexesAfter" : 2,
    "ok" : 1
}

4. 変更後のインデックスを確認する

もう一度 getIndexes() を実行して、結果を確認します。

> db.demo229.getIndexes();

出力を見ると、「ClientName_1」インデックスに "sparse" : true が追加されていることがわかります。これで、ClientName フィールドを持たないドキュメントはこのインデックスの対象外となり、null 値による重複エラーも回避できるようになります。

[
    {
        "v" : 2,
        "key" : {
            "_id" : 1
        },
        "name" : "_id_",
        "ns" : "test.demo229"
    },
    {
        "v" : 2,
        "unique" : true,
        "key" : {
            "ClientName" : 1
        },
        "name" : "ClientName_1",
        "ns" : "test.demo229",
        "sparse" : true
    }
]

補足:ensureIndex() について

本記事の例では ensureIndex() を使用していますが、このメソッドは現在非推奨(deprecated)となっています。最新のMongoDB(バージョン4.0以降)では、代わりに createIndex() を使用することが推奨されています。構文や動作はほぼ同じなので、実際の開発では以下のように記述してください。

> db.demo229.createIndex({"ClientName":1}, {unique: true, sparse:true});
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