MongoDBで文字列をObjectIdに変換する方法($toObjectId演算子の使い方)
MongoDBで文字列をObjectIdに変換する方法
MongoDBで文字列型の値をObjectIdに変換するには、集計パイプラインで$toObjectId演算子を使用します。この記事では、実際のコード例を通して、コレクションの作成から変換クエリの実行までの手順をわかりやすく解説します。
1. コレクションを作成してドキュメントを挿入する
まず、insertOne()メソッドを使って、サンプルドキュメントを含むコレクションを作成します。
> db.demo95.insertOne({"Id":"5ab9cbe531c2ab715d42129a"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5e2d5ef5b8903cdd865577ac")
}2. find()メソッドですべてのドキュメントを表示する
find()メソッドを使用すると、コレクション内のすべてのドキュメントを確認できます。
> db.demo95.find();
このクエリを実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5e2d5ef5b8903cdd865577ac"), "Id" : "5ab9cbe531c2ab715d42129a" }ご覧のとおり、「Id」フィールドには24桁の16進数文字列としてデータが格納されています。
3. $toObjectIdで文字列をObjectIdに変換する
以下が、MongoDBで文字列をObjectIdに変換するためのクエリです。$addFieldsステージと組み合わせることで、変換後の値を新しいフィールドとしてドキュメントに追加できます。
> db.demo95.aggregate([
{ "$addFields": { "d" : { "$toObjectId": "$Id" } }}
])
実行すると、次のような出力になります。
{ "_id" : ObjectId("5e2d5ef5b8903cdd865577ac"), "Id" : "5ab9cbe531c2ab715d42129a", "d" : ObjectId("5ab9cbe531c2ab715d42129a") }出力結果を見ると、元の「Id」フィールド(文字列)とは別に、「d」という新しいフィールドにObjectId型へ変換された値が格納されていることが確認できます。
ポイント解説
- $toObjectId:文字列をObjectId型に変換する集計演算子です。
- $addFields:既存のドキュメントに新しいフィールドを追加するステージです。ここでは変換結果を「d」フィールドに格納しています。
- 変換対象の文字列は、24桁の有効な16進数文字列である必要があります。無効な形式の場合はエラーが発生するので注意してください。
- 既存のフィールドを上書きして置き換えたい場合は、$setステージを使用するか、$addFieldsで同じフィールド名を指定することでも対応可能です。
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