MongoDBで文字列を日付に変換する方法|$dateFromString演算子の使い方
MongoDBで文字列を日付に変換する方法
MongoDBでは、文字列として保存されている日付データをDate型(ISODate)に変換できます。その際に使用するのが、集計フレームワーク(Aggregation Pipeline)の$dateFromString演算子です。文字列のままでは日付による検索やソート、範囲指定が正しく行えませんが、Date型に変換することで日付関連の操作を柔軟に実行できるようになります。
基本構文
文字列を日付に変換するには、以下の構文を使用します。
db.yourCollectionName.aggregate(
[
{
$project:
{
anyVariableName:
{
$dateFromString:
{
dateString: '$yourFieldName'
}
}
}
}
]
);
$projectステージで新しいフィールド(anyVariableName)を作成し、$dateFromStringのdateStringに変換元のフィールド名を指定するのが基本の流れです。
サンプルコレクションの作成
それでは、実際の動作を確認するために、サンプルデータを含むコレクションを作成しましょう。以下のクエリで「ConvertStringToDateDemo」コレクションにドキュメントを挿入します。
> db.ConvertStringToDateDemo.insertOne({"ArrivalDate":"20-10-2019"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c6ef3596fd07954a489069f")
}
> db.ConvertStringToDateDemo.insertOne({"ArrivalDate":"21-02-2019"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c6ef3616fd07954a48906a0")
}
> db.ConvertStringToDateDemo.insertOne({"ArrivalDate":"10-12-2018"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c6ef36d6fd07954a48906a1")
}
> db.ConvertStringToDateDemo.insertOne({"ArrivalDate":"31-01-2017"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c6ef37b6fd07954a48906a2")
}
登録済みドキュメントの確認
find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。
> db.ConvertStringToDateDemo.find().pretty();
出力結果は以下の通りです。
{
"_id" : ObjectId("5c6ef3596fd07954a489069f"),
"ArrivalDate" : "20-10-2019"
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef3616fd07954a48906a0"),
"ArrivalDate" : "21-02-2019"
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef36d6fd07954a48906a1"),
"ArrivalDate" : "10-12-2018"
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef37b6fd07954a48906a2"),
"ArrivalDate" : "31-01-2017"
}
この時点では、「ArrivalDate」フィールドの値がすべて文字列型で保存されていることがわかります。
文字列を日付型に変換するクエリ
それでは、$dateFromStringを使って文字列を日付型に変換してみましょう。
> db.ConvertStringToDateDemo.aggregate( [ {
... $project: {
... StringToDate: {
... $dateFromString: {
... dateString: '$ArrivalDate'
... }
... }
... }
... } ] ).pretty();
出力結果は以下の通りです。
{
"_id" : ObjectId("5c6ef3596fd07954a489069f"),
"StringToDate" : ISODate("2019-10-20T00:00:00Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef3616fd07954a48906a0"),
"StringToDate" : ISODate("2019-02-21T00:00:00Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef36d6fd07954a48906a1"),
"StringToDate" : ISODate("2018-12-10T00:00:00Z")
}
{
"_id" : ObjectId("5c6ef37b6fd07954a48906a2"),
"StringToDate" : ISODate("2017-01-31T00:00:00Z")
}
すべてのドキュメントで「StringToDate」フィールドがISODate型(例:ISODate("2019-10-20T00:00:00Z"))に変換されていることが確認できます。これにより、日付による検索、ソート、範囲指定クエリなどが正しく実行できるようになります。
補足:$dateFromStringの主なオプション
$dateFromStringには、変換処理をより柔軟に制御するためのオプションが用意されています。
- format:入力文字列の日付形式を明示的に指定します(例:"%d-%m-%Y")。
- timezone:日付を解釈する際のタイムゾーンを指定します。
- onError:変換に失敗した場合に返す値を指定します。
- onNull:入力がnull、またはフィールドが存在しない場合に返す値を指定します。
特にformatオプションを指定すると、"20-10-2019"のような形式の日付文字列を意図どおりに解釈でき、変換エラーの発生を防ぐことができます。用途に応じてこれらのオプションを活用しましょう。
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