MongoDBでフィールドにnull値が含まれているか確認する方法($type演算子の使い方)
MongoDBでnull値をチェックするには?
MongoDBでは、$type演算子を使用することで、特定のフィールドにnull値が含まれているかどうかを確認できます。BSON型の仕様において、nullはタイプ番号「10」に対応しているため、{ $type: 10 }という条件で検索を行います。
この記事では、実際にサンプルコレクションを作成し、null値を含むドキュメントを抽出する手順を順番に解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まず、ドキュメントを格納したコレクションを作成します。意図的にnull値を含むフィールドを挿入しておきましょう。
> db.nullDemo.insertOne({"FirstName":"Chris"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cc68a1eac184d684e3fa270")
}
> db.nullDemo.insertOne({"FirstName":null});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cc68a25ac184d684e3fa271")
}
> db.nullDemo.insertOne({"FirstName":"Robert"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5cc68a2cac184d684e3fa272")
}上記のコレクションには、「Chris」「null」「Robert」という3つのFirstNameフィールドを持つドキュメントが登録されています。
2. すべてのドキュメントを表示して確認する
find()メソッドを使って、コレクション内の全ドキュメントを表示してみましょう。
> db.nullDemo.find().pretty();
実行結果は以下の通りです。2番目のドキュメントのFirstNameフィールドがnullになっていることが確認できます。
{ "_id" : ObjectId("5cc68a1eac184d684e3fa270"), "FirstName" : "Chris" }
{ "_id" : ObjectId("5cc68a25ac184d684e3fa271"), "FirstName" : null }
{ "_id" : ObjectId("5cc68a2cac184d684e3fa272"), "FirstName" : "Robert" }3. $type演算子でnull値を含むドキュメントを検索する
それでは、FirstNameフィールドにnull値が含まれているドキュメントを検索してみます。$type演算子にnullを表すタイプ番号「10」を指定します。
> db.nullDemo.find( { FirstName: { $type: 10 } } );実行すると、null値を持つドキュメントのみが抽出されます。
{ "_id" : ObjectId("5cc68a25ac184d684e3fa271"), "FirstName" : null }補足:$type: 10と{ field: null }の違い
なお、{ FirstName: null }という条件で検索した場合は、明示的にnullが設定されたドキュメントに加えて、該当フィールドそのものが存在しないドキュメントもマッチします。一方、{ $type: 10 }を使えば、null値が明示的に設定されているドキュメントのみを厳密に絞り込むことができます。用途に応じて使い分けるとよいでしょう。
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