MongoDBでフィールドの存在を確認する方法:$exists演算子の使い方を徹底解説
MongoDBで特定のフィールドがドキュメント内に存在するかどうかを確認したい場合は、$exists 演算子を使用します。この記事では、実際にサンプルコレクションを作成しながら、$exists 演算子によるフィールド存在チェックの基本をわかりやすく解説します。
1. サンプルコレクションの作成
まずは動作確認用として、フィールド構成の異なる4件のドキュメントをコレクションに挿入します。
> db.determineFieldExistsDemo.insertOne({"ClientName":"John"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9eb245d628fa4220163b75")
}
> db.determineFieldExistsDemo.insertOne({"ClientName":"Larry","ClientAge":23});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9eb25cd628fa4220163b76")
}
> db.determineFieldExistsDemo.insertOne({"ClientName":"Mike","ClientCountryName":"UK"});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9eb26fd628fa4220163b77")
}
> db.determineFieldExistsDemo.insertOne({"ClientName":"Sam","ClientAge":24});
{
"acknowledged" : true,
"insertedId" : ObjectId("5c9eb286d628fa4220163b78")
}このように、MongoDBでは同じコレクション内でもドキュメントごとに持つフィールドが異なっていても問題ありません。これがスキーマレスなデータベースの特徴です。
2. 登録したドキュメントの確認
find() メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。
> db.determineFieldExistsDemo.find().pretty();
実行すると、次のような出力が得られます。
{ "_id" : ObjectId("5c9eb245d628fa4220163b75"), "ClientName" : "John" }
{
"_id" : ObjectId("5c9eb25cd628fa4220163b76"),
"ClientName" : "Larry",
"ClientAge" : 23
}
{
"_id" : ObjectId("5c9eb26fd628fa4220163b77"),
"ClientName" : "Mike",
"ClientCountryName" : "UK"
}
{
"_id" : ObjectId("5c9eb286d628fa4220163b78"),
"ClientName" : "Sam",
"ClientAge" : 24
}注目すべきは、「ClientCountryName」フィールドを持っているのは Mike のドキュメントだけという点です。他のドキュメントにはこのフィールド自体が存在していません。
3. $exists演算子でフィールドの存在を判定する
それでは本題です。「ClientCountryName」フィールドが存在するドキュメントだけを検索するには、次のように $exists に true を指定します。
> db.determineFieldExistsDemo.find({ClientCountryName:{$exists:true}}).pretty();実行結果:
{
"_id" : ObjectId("5c9eb26fd628fa4220163b77"),
"ClientName" : "Mike",
"ClientCountryName" : "UK"
}「ClientCountryName」フィールドを持つ Mike のドキュメントのみが抽出されました。
$exists:false で「存在しない」ドキュメントを検索
逆に、フィールドが存在しないドキュメントを取得したい場合は、$exists に false を指定します。
> db.determineFieldExistsDemo.find({ClientCountryName:{$exists:false}});この場合、Mike 以外の3件のドキュメントが返されます。値が null の場合とフィールド自体が存在しない場合の挙動の違いにも注意が必要ですが、単純な存在チェックであれば $exists だけで十分対応できます。
まとめ
MongoDBでフィールドの存在有無を判定するには、find() の検索条件に { フィールド名: { $exists: true } } を指定します。true で「存在する」、false で「存在しない」ドキュメントを絞り込めます。スキーマが柔軟なMongoDBを扱う上で頻繁に使われるテクニックなので、ぜひマスターしておきましょう。
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