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MongoDBで2つのフィールドの合計値を基準にソートする方法

MongoDBで2つのフィールドの合計値を基準にドキュメントを並べ替えたい場合は、アグリゲーションフレームワーク(aggregate())を使用します。$projectステージで$add演算子により合計値を算出し、続く$sortステージでその値をもとにソートするのが基本的な流れです。

1. サンプルコレクションの作成

まず、テスト用のコレクションにドキュメントを挿入します。

> db.orderByTwoFieldsDemo.insertOne({"Value1":10,"Value2":35});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5ca285576304881c5ce84baa")
}
> db.orderByTwoFieldsDemo.insertOne({"Value1":12,"Value2":5});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5ca2855f6304881c5ce84bab")
}
> db.orderByTwoFieldsDemo.insertOne({"Value1":55,"Value2":65});
{
   "acknowledged" : true,
   "insertedId" : ObjectId("5ca285686304881c5ce84bac")
}

2. 登録したドキュメントの確認

find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。

> db.orderByTwoFieldsDemo.find().pretty();

実行すると、次のような出力が得られます。

{
   "_id" : ObjectId("5ca285576304881c5ce84baa"),
   "Value1" : 10,
   "Value2" : 35
}
{
   "_id" : ObjectId("5ca2855f6304881c5ce84bab"),
   "Value1" : 12,
   "Value2" : 5
}
{
   "_id" : ObjectId("5ca285686304881c5ce84bac"),
   "Value1" : 55,
   "Value2" : 65
}

3. 合計値で昇順にソートする場合

2つのフィールドの合計値を基準に、結果を昇順で取得するクエリは以下のとおりです。

> db.orderByTwoFieldsDemo.aggregate(
... [
... {$project:{Value1:1, Value2:1, orderBySumValue:{$add: ["$Value1", "$Value2"]}}},
... {$sort:{orderBySumValue:1}}]
... );

実行すると、合計値が小さい順にドキュメントが並んで出力されます。

{ "_id" : ObjectId("5ca2855f6304881c5ce84bab"), "Value1" : 12, "Value2" : 5,
"orderBySumValue" : 17 }
{ "_id" : ObjectId("5ca285576304881c5ce84baa"), "Value1" : 10, "Value2" : 35,
"orderBySumValue" : 45 }
{ "_id" : ObjectId("5ca285686304881c5ce84bac"), "Value1" : 55, "Value2" : 65,
"orderBySumValue" : 120 }

$projectステージでは、元のフィールド(Value1Value2)を残しつつ、$add演算子で計算した合計値を新しいフィールドorderBySumValueとして追加しています。そして$sortステージでこのフィールドを1(昇順)指定して並べ替えています。

4. 合計値で降順にソートする場合

逆に、合計値を基準に結果を降順で取得したい場合は、$sortの値を-1に変更するだけです。

> db.orderByTwoFieldsDemo.aggregate( [ {$project:{Value1:1, Value2:1,
orderBySumValue:{$add: ["$Value1", "$Value2"]}}}, {$sort:{orderBySumValue:-1}}] );

実行すると、合計値が大きい順にドキュメントが出力されます。

{ "_id" : ObjectId("5ca285686304881c5ce84bac"), "Value1" : 55, "Value2" : 65,
"orderBySumValue" : 120 }
{ "_id" : ObjectId("5ca285576304881c5ce84baa"), "Value1" : 10, "Value2" : 35,
"orderBySumValue" : 45 }
{ "_id" : ObjectId("5ca2855f6304881c5ce84bab"), "Value1" : 12, "Value2" : 5,
"orderBySumValue" : 17 }

まとめ

MongoDBで複数フィールドの合計値によるソートを行うポイントは以下の3つです。

  • $projectステージで$add演算子を使い、合計値を持つ新しいフィールドを生成する
  • $sortステージでそのフィールドを基準に並べ替える(1なら昇順、-1なら降順)
  • aggregate()は通常のfind()とは異なり、パイプライン処理で段階的にデータを変換できるため、こうした計算付きソートに最適

この手法を応用すれば、3つ以上のフィールドの合計や平均値でのソートなど、より複雑な条件にも柔軟に対応できます。

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