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MongoDBでサブドキュメント内のフィールド値を合計する方法

MongoDBでは、アグリゲーションフレームワーク(aggregate)を使用することで、ネストされたサブドキュメント内のフィールド値を簡単に合計できます。本記事では、具体的なサンプルコードとともに、その手順をわかりやすく解説します。

1. サンプルコレクションの作成

まず、サブドキュメントを含むドキュメントを持つコレクションを作成します。以下の例では、顧客の購入金額が「CustomerDetails」→「CustomerPurchase」→「CustomerPurchaseAmount」という階層構造で格納されています。

> db.summingSubDocumentDemo.insertOne(
... { "_id" :101, "CustomerDetails" : { "CustomerPurchase" : { "CustomerPurchaseAmount" : 2000 } } });
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 101 }

> db.summingSubDocumentDemo.insertOne( { "_id" :102, "CustomerDetails" : { "CustomerPurchase" : { "CustomerPurchaseAmount" : 3000 } } });
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 102 }

> db.summingSubDocumentDemo.insertOne( { "_id" :103, "CustomerDetails" : { "CustomerPurchase" : { "CustomerPurchaseAmount" : 5000 } } });
{ "acknowledged" : true, "insertedId" : 103 }

2. 登録したドキュメントの確認

find()メソッドを使って、コレクション内のすべてのドキュメントを表示してみましょう。

> db.summingSubDocumentDemo.find().pretty();

上記のクエリを実行すると、次のような出力が得られます。

{
    "_id" : 101,
    "CustomerDetails" : {
        "CustomerPurchase" : {
            "CustomerPurchaseAmount" : 2000
        }
    }
}
{
    "_id" : 102,
    "CustomerDetails" : {
        "CustomerPurchase" : {
            "CustomerPurchaseAmount" : 3000
        }
    }
}
{
    "_id" : 103,
    "CustomerDetails" : {
        "CustomerPurchase" : {
            "CustomerPurchaseAmount" : 5000
        }
    }
}

3. アグリゲーションでフィールド値を合計する

それでは、サブドキュメント内の「CustomerPurchaseAmount」フィールドを合計するクエリを見ていきましょう。ポイントは以下の2つです。

  • $group: ドキュメントを単一のグループにまとめます(_idに空文字を指定して全体を1グループ化)。
  • $sum: グループ内の指定フィールドの合計値を計算します。パスはドット記法($CustomerDetails.CustomerPurchase.CustomerPurchaseAmount)で指定します。
> db.summingSubDocumentDemo.aggregate({$group : {_id: "",
... totalAmount : {$sum: "$CustomerDetails.CustomerPurchase.CustomerPurchaseAmount"}}},
... {$project: {_id: 0, totalAmount: 1}});

このクエリを実行すると、以下のように合計金額が出力されます。

{ "totalAmount" : 10000 }

まとめ

このように、MongoDBのアグリゲーションパイプラインを使えば、$groupと$sumを組み合わせることで、深くネストされたサブドキュメントのフィールド値も容易に集計できます。$projectステージを追加することで、不要な_idフィールドを除外し、結果を見やすく整形できるのもポイントです。売上集計や統計処理など、実務でも頻繁に活用できるテクニックなので、ぜひ覚えておきましょう。

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