PHPで指定したタイムスタンプを「10分前」などの相対時間表記に変換する方法
SNSやブログのコメント欄などでよく見かける「10分前」「3時間前」といった相対的な時間表示。Webアプリケーションでは投稿日時をこのように表示することで、ユーザーにとって直感的で読みやすいインターフェースを実現できます。ここでは、PHPを使って指定されたタイムスタンプを「time ago(〜前)」形式に変換するプログラムを解説します。
サンプルコード
<?php
function to_time_ago( $time )
{
$difference = time() - $time;
if( $difference < 1 )
{
return 'less than only a second ago';
}
$time_rule = array (
12 * 30 * 24 * 60 * 60 => 'year',
30 * 24 * 60 * 60 => 'month',
24 * 60 * 60 => 'day',
60 * 60 => 'hour',
60 => 'minute',
1 => 'second'
);
foreach( $time_rule as $sec => $my_str )
{
$res = $difference / $sec;
if( $res >= 1 )
{
$t = round( $res );
return $t . ' ' . $my_str .
( $t > 1 ? 's' : '' ) . ' ago';
}
}
}
echo "The timestamp to time ago conversion is ";
echo to_time_ago( time() - 600);
?>
実行結果
The timestamp to time ago conversion is 10 minutes ago
コードの仕組み
まず、to_time_agoという関数を定義しています。この関数は、引数として渡されたタイムスタンプと現在時刻(time())の差分を計算します。差分が1秒未満だった場合は、「ほんの1秒ほど前に通過した」ことを示すメッセージを返して処理を終えます。
差分が1秒以上ある場合は、「年・月・日・時・分・秒」それぞれの単位に対応する秒数を連想配列として定義します。大きな単位から順番に格納するのがポイントです。これにより、後述のループ処理で最適な単位が優先的に判定されます。
続いて、foreachループでこの配列を先頭から順に走査します。各単位の秒数で差分を割り算し、結果が1以上になった時点で、その単位が該当していると判断できます。あとはround()で四捨五入して整数値を求め、「10 minutes ago」のような文字列を組み立てて返します。英語の複数形に対応するため、値が1より大きい場合にのみ「s」が付加されるようになっています。
日本語表示にカスタマイズするには
出力を日本語にしたい場合は、連想配列の文字列部分と戻り値の組み立て方を少し変更するだけで対応できます。
$time_rule = array ( 12 * 30 * 24 * 60 * 60 => '年前', 30 * 24 * 60 * 60 => 'ヶ月前', 24 * 60 * 60 => '日前', 60 * 60 => '時間前', 60 => '分前', 1 => '秒前' ); // 戻り値の部分 return $t . $my_str;
このように修正すれば、「10分前」のように自然な日本語で経過時間を表示できます。英語圏向けと日本語向けで出力を切り替えたい場合は、言語ごとに配列を用意しておくと管理がしやすくなります。
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