C++とCはどう使い分けるべき?それぞれを選ぶべきケースを解説
C++を選ぶべきケース
コンピュータのハードウェアを直接操作するアプリケーションや、デスクトップアプリ開発を行いたい場合、C++は非常に良い選択肢となります。C++で開発されるプログラムには、サーバーサイドアプリケーション、ネットワーク処理、ゲーム、さらにはPC向けのデバイスドライバなど、幅広い分野のものが含まれます。
ただし、極めて小規模なシステムを開発する必要がある場合は、C++よりもCの方がオーバーヘッドを抑えられるため、Cを選ぶのが得策です。
C++の強み:大規模開発に適した言語
C++は、対応プラットフォームや対象アプリケーションの観点から見てもバランスの取れた汎用性の高い言語です。プロジェクトが非常に低レベルな処理を中心とするものであっても、C++は十分に活躍できます。
特にC++が採用されやすいのは、複数人の開発者がそれぞれモジュール化されたコンポーネントを担当するような、大規模かつ複雑なプロジェクトです。もちろんCでもモジュール化されたコードの構築や保守は可能ですが、C++が本来備えているオブジェクト指向プログラミング(OOP)の性質により、以下の点で優位性が生まれます。
- より優れたモジュール化
- テストのしやすさ(テスト容易性)
- 高いコードの再利用性
結論:Cを優先して使うべき場面
ここまでの内容をまとめると、C++ではなくCを選ぶべきなのは、次のようなケースです。
- 移植性の高いアセンブラとして使いたい場合 — C++にも移植性はありますが、非常にリソースが制約されたシステムでは、C++の利用は悪夢になりかねません。
- 利用しているプラットフォームがC++に対応していない場合
- Cとのみ連携可能な他の言語とインターフェースを取る必要がある場合
このように、パフォーマンスや開発規模、動作環境の制約を考慮することで、CとC++のどちらが最適かを判断することができます。プロジェクトの要件を整理した上で、適切な言語を選びましょう。
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