WindowsのEclipseでC/C++開発環境を構築する方法【MinGW・CDT設定ガイド】
ステップ1:MinGW GCCまたはCygwin GCCをインストールする
EclipseでC/C++プログラミングを行うには、C/C++コンパイラが必要です。Windowsでは「MinGW GCC」か「Cygwin GCC」のいずれかをインストールします。どちらを選べばよいか迷った場合は、MinGWをおすすめします。MinGWは軽量でインストールも簡単ですが、Cygwinに比べて機能が少ないという点には注意してください。
MinGW GCCのインストール方法
MinGWをインストールするには、公式サイト(www.mingw.org)にアクセスし、ダウンロードページへのリンクをたどります。最新版のインストーラー(ファイル名は「MinGW <バージョン>.exe」形式)をダウンロードしましょう。
インストール時には、最低限以下のコンポーネントを選択してください。
- gcc-core
- gcc-g++
- binutils
- MinGW runtime
必要に応じて、その他のコンポーネントも追加でインストールできます。
さらに、コマンドラインからこれらのツールを簡単な名前で呼び出せるように、MinGWインストール先の「bin」サブディレクトリを環境変数PATHに追加しておきましょう。
ステップ2:Eclipse C/C++開発ツール(CDT)をインストールする
CDTのインストール方法は、すでにEclipseをインストール済みかどうかによって2通りあります。
すでにEclipseがインストールされている場合
「Eclipse IDE for Java Developers」などのEclipseパッケージを既に導入している場合は、CDTをプラグインとして追加できます。手順は以下のとおりです。
- Eclipseを起動し、「Help」→「Install New Software」を選択します。
- 「Work with」フィールドのドロップダウンメニューから「Kepler - https://download.eclipse.org/releases/kepler」を選択します(Eclipse 4.2ならjuno、3.7ならheliosを選んでください)。
- 「Name」ボックス内の「Programming Languages」ノードを展開し、「C/C++ Development Tools」にチェックを入れます。
- 「Next」→ ... →「Finish」と進めばインストール完了です。
Eclipseをまだインストールしていない場合
Eclipseを一度もインストールしていない場合は、https://www.eclipse.org/downloads から「Eclipse IDE for C/C++ Developers」をダウンロードし、任意のディレクトリに解凍するだけで利用できます。
ステップ3:設定と動作確認
CygwinまたはMinGWの実行ファイルが環境変数PATHに含まれていれば、特別な設定は一切不要です。CDTが自動的にPATHを検索し、C/C++コンパイラを見つけてくれます。
それでは、EclipseでC++が正しく実行できるかテストしてみましょう。
- Eclipseを開き、「File」→「New」→「Project」→「C/C++ Project」を選択します。
- 「Toolchains」ボックスで使用するコンパイラ(例:「Cygwin GCC」や「MinGW GCC」)を選択し、「Next」をクリックします。
- 新しいソースファイルを作成し、C++のコードを記述します。
- プロジェクトを右クリックして「Build Project」を選択し、ビルドを実行します。
- 最後にプロジェクトを右クリックし、「Run As」→「Local C/C++ Application」を選択すると、アプリケーションが実行されます。
インストールやプロジェクトの実行で困ったことがあれば、より詳細な手順が掲載されている NTUのEclipse C++解説ページ を参照することをおすすめします。
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