C / C++のstrxfrm()関数とは?使い方とサンプルコードを解説
strxfrm()関数とは
strxfrm()関数は、ソース文字列を現在のロケール(locale)に基づいて変換し、変換後の文字列の先頭から指定された文字数をコピー先にコピーする関数です。C言語では「locale.h」ヘッダーファイルで宣言されています。また、戻り値として変換後の文字列の長さ(NULL終端文字を除く)を返します。
構文
C言語におけるstrxfrm()の構文は以下の通りです。
size_t strxfrm(char *destination, const char *source, size_t number)
パラメータ
destination − 変換後の文字がコピーされるコピー先のポインタです。
source − 変換対象となる元の文字列です。
number − コピー先へ書き込む最大文字数です。
使用例
ここで、C言語におけるstrxfrm()の具体的な使用例を見てみましょう。
サンプルコード
#include <stdio.h>
#include <string.h>
int main () {
char s[10] = "HelloWorld";
char d[10];
int n;
n = strxfrm(d, s, 5);
printf("Length of string : %d", n);
return(0);
}出力結果
Length of string : 10
プログラムの解説
上記のプログラムでは、char型の配列が2つ宣言されています。1つはコピー先(destination)として使う配列 d、もう1つは変換元の文字列を格納する配列 s です。strxfrm()関数を呼び出す際、第3引数に「5」を指定していますが、戻り値には変換後の文字列全体の長さである「10」が返されます。
char s[10] = "HelloWorld"; char d[10]; int n; n = strxfrm(d, s, 5);
なお、第3引数で指定した文字数分だけが実際に配列 d へコピーされます。この関数は、ロケールに依存した文字列比較(strcmp()のような処理)を行いたい場合に、事前に文字列を変換しておく用途などでも活用されます。
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