C/C++のislessequal()関数とは?使い方とサンプルコードを解説
C言語およびC++のislessequal()関数は、第1引数が第2引数以下であるかどうかを判定するための関数です。この関数は「math.h」ヘッダーファイルで宣言されており、条件が成立した場合はtrue(1)を、成立しなかった場合はfalse(0)を返します。
なお、islessequal()はC99以降で標準化されたマクロであり、通常の比較演算子と異なり、NaN(非数)を含む比較でも無効演算例外を発生させずに処理できるという特徴があります。
islessequal()の構文
bool islessequal(value1, value2);
パラメータ
value1 − value2と比較される第1引数です。
value2 − value1が以下であるかどうかを判定する基準となる第2引数です。
islessequal()の使用例
まず、同じ値同士を比較する例を見てみましょう。
例1:等しい値を比較する場合
#include<iostream>
#include<math.h>
using namespace std;
int main() {
int val1 = 8;
int val2 = 8;
bool result;
result = islessequal(val1, val2);
cout << "val1 islessequal than val2 : " << result << endl;
return 0;
}
出力
val1 islessequal than val2 : 1
この例では、2つの値を比較しています。islessequal()は内部的に「value1 < value2 または value1 == value2」という条件で判定を行い、いずれか一方でも真であれば1(true)を返します。val1とval2はどちらも8で等しいため、結果は1となります。
次に、value1がvalue2より大きい場合の動作を確認してみましょう。
例2:value1がvalue2より大きい場合
#include<iostream>
#include<math.h>
using namespace std;
int main() {
int val1 = 28;
int val2 = 8;
bool result;
result = islessequal(val1, val2);
cout << "val1 islessequal than val2 : " << result << endl;
return 0;
}
出力
val1 islessequal than val2 : 0
この例では、val1(28)がval2(8)より大きいため、「val1 ≤ val2」の条件が成立せず、結果は0(false)となります。
まとめ
islessequal()関数は、2つの値を比較して第1引数が第2引数以下である場合に1を返す便利な関数(マクロ)です。特に浮動小数点数の比較において、NaNが含まれるケースでも例外を発生させずに安全に処理できる点が大きな特徴といえます。
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