C/C++におけるポインタの「間接参照(デリファレンス)」とは?意味と使い方をわかりやすく解説
間接参照(デリファレンス)とは
「間接参照(デリファレンス)」とは、ポインタが指し示すメモリ上の場所に格納されているデータにアクセスしたり、その値を操作したりすることを指します。
ポインタ変数を間接参照する際には、アスタリスク(*)を使用します。ポインタ変数に * を付けると、それはポインタが指している先の変数そのものを意味します。この操作のことを「ポインタの間接参照」と呼びます。
サンプルコード
int main() {
int a = 7, b;
int *p; // 未初期化のポインタ
p = &a; // 変数aのアドレスをpに代入
b = *p; // pが指す先の値(aの値)をbに代入
}コードの解説
この例では、ポインタ p には変数 a のアドレスが格納されています。つまり、p は a の場所を指し示しています。
&a:アドレス演算子(&)により、変数aのメモリアドレスを取得します。*p:間接参照演算子(*)により、pが指すアドレスに格納された値、すなわちaの値である 7 を読み取ります。
結果として、b = *p; を実行した時点で b には 7 が代入されます。このように、ポインタを経由して元の変数の値にアクセスできるのが間接参照の基本的な仕組みです。
注意点
未初期化のポインタやNULLポインタを間接参照すると、未定義動作やプログラムのクラッシュを引き起こす可能性があります。ポインタを使用する前に、必ず有効なアドレスが代入されていることを確認しましょう。
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