C++プログラミング:配列の合計を偶数にするための最小の数を求める方法
問題の概要
与えられた配列に対して、0より大きい最小の数を1つ追加し、配列全体の合計を偶数にする方法を解説します。
入出力例
入力: 1 2 3 4
出力: 2
説明: 配列の合計は10で偶数です。偶数の合計を維持するには、最小でも2を追加する必要があります(1を追加すると合計が奇数になってしまうため)。
方法1:配列の合計を計算して判定する
配列の全要素の合計を計算します。合計が偶数であれば追加する最小の数は2、奇数であれば1となります。
入出力例
入力: 1 2 3 4
出力: 2
説明: 配列の合計は10なので、合計を偶数に保つために最小の数2を追加します。
サンプルコード
#include<iostream>
using namespace std;
int main() {
int arr[] = { 1, 2, 3, 4};
int n = 4;
int sum = 0;
for (int i = 0; i < n; i++) {
sum += arr[i];
}
if (sum % 2 == 0) {
cout << "2";
} else {
cout << "1";
}
return 0;
}方法2:奇数の個数を数える
配列内の奇数の要素をカウントします。奇数の個数が偶数であれば2を返し、奇数であれば1を返します。これは、合計の偶奇が奇数の個数の偶奇によって決まるためです。
入出力例
入力: 1 2 3 4 5
出力: 1
説明: 配列内の奇数は3個あるため、合計を偶数にするために最小の数1を追加します。
サンプルコード
#include<iostream>
using namespace std;
int main() {
int arr[] = { 1, 2, 3, 4, 5};
int n = 5;
int odd = 0;
for (int i = 0; i < n; i++) {
if (arr[i] % 2 != 0) {
odd += 1;
}
}
if (odd % 2 == 0) {
cout << "2";
} else {
cout << "1";
}
return 0;
}方法3:フラグ変数とNOT演算を活用する
初期値0のフラグ変数を用意し、配列内に奇数の要素を見つけるたびにNOT演算(!)でフラグの値を反転させます。この論理演算子は、フラグが0なら1に、1なら0に切り替えます。
処理の流れ
入力: 1 2 3 4 5 / 出力: 1
- 変数は0で初期化
- 1は奇数 → 変数が1に反転
- 2は偶数 → 変化なし
- 3は奇数 → 変数が0に反転
- 4は偶数 → 変化なし
- 5は奇数 → 変数が1に反転
最終的に変数が1であれば、配列内の奇数の要素が奇数個存在することを意味します。この場合、合計を偶数にするための最小の数は1です。そうでなければ、最小の数は2です。
サンプルコード
#include<iostream>
using namespace std;
int main() {
int arr[] = { 1, 2, 3, 4, 5};
int n = 5;
bool odd = 0;
for (int i = 0; i < n; i++) {
if (arr[i] % 2 != 0) {
odd = !odd;
}
}
if (odd) {
cout << "1";
} else {
cout << "2";
}
return 0;
}まとめ
いずれの方法でも計算量はO(n)となり、配列を1回走査するだけで答えを求められます。特に方法3はカウンタ変数が不要で、フラグ変数1つで判定できるため、メモリ使用量の観点でも効率的な実装といえます。
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