C言語における変数の宣言・初期化・代入の基本をわかりやすく解説
変数とは
変数の主な役割は、データをメモリ上に格納することです。定数とは異なり、変数はプログラムの実行中にその値を変更することができます。
変数を「宣言」するということは、オペレーティングシステムに対して、その変数名を使ってメモリ領域を確保することを伝えることを意味します。
変数の宣言
変数宣言の基本的な構文は以下の通りです。
型 変数名;
複数の変数を一度に宣言することもできます。
型 変数名1, 変数名2, 変数名3;
具体的な例を見てみましょう。
int a,b; float c; double d;
この例では、a、b、c、dが変数であり、int、float、doubleはそれぞれ整数型・単精度浮動小数点型・倍精度浮動小数点型を表すデータ型です。
変数の初期化
変数の初期化とは、宣言と同時に値を設定することです。構文は以下の通りです。
データ型 変数名 = 値;
例:
int width, height=20; char letter='R'; float base, area; // 変数の宣言 double d; /* 実際の初期化 */ width = 10; area = 26.5;
このように、宣言時に初期化できる変数と、後から別途値を代入して初期化する変数があります。
変数への代入
変数への代入とは、すでに宣言された変数に値を割り当てる処理のことです。
例:
int height = 40; int base = 31;
変数名を定義する際のルール
変数名には、英字・数字・アンダースコア(_)を使用できます。
変数名は英字またはアンダースコアで始めることができますが、数字で始めることはできません。
変数名に空白(スペース)を含めることはできません。
予約語やキーワード(int、gotoなど)を変数名として使用することはできません。
サンプルプログラム
以下は、変数の宣言と代入を行うCプログラムの完全な例です。
#include <stdio.h>
int main (){
/* 変数の定義 */
int a, b;
int c;
float f;
/* 実際の初期化 */
a = 40;
b = 50;
c = a + b;
printf("value of c : %d \n", c);
return 0;
}
実行結果
上記のプログラムをコンパイルして実行すると、次のような出力が得られます。
Value of c: 90
この結果から、変数aとbに代入した値40と50の合計90が、変数cに正しく格納されていることが確認できます。このように、変数を活用することで、プログラム内で柔軟にデータを扱うことが可能になります。
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