【C言語】入力した文字が大文字・小文字・数字・記号のどれかを判定するプログラム
この記事では、キーボードから入力された1文字が英大文字、英小文字、数字、特殊文字(記号)のどれに該当するかを判定するC言語プログラムを紹介します。
判定にはASCIIコード(文字コード)の値を利用します。各文字には固有の数値が割り振られているため、その範囲を調べることで文字の種類を簡単に判別できます。
判定ルールと実行例
- 入力された文字が英大文字の場合 →「大文字」と表示されます。
例:入力 = H 出力:大文字(Upper Case Letter)
- 入力された文字が英小文字の場合 →「小文字」と表示されます。
例:入力 = g 出力:小文字(Lower Case Letter)
- 入力された文字が数字の場合 →「数字」と表示されます。
例:入力 = 3 出力:数字(Number)
- 入力された文字が特殊文字の場合 →「記号」と表示されます。
例:入力 = & 出力:記号(Symbol)
アルゴリズム
文字の種類を判定するための手順は以下の通りです。
ステップ1 − 実行時にコンソールから1文字読み込みます。
ステップ2 − その文字のASCII値を求めます。
ステップ3 − ASCII値が 65〜90 の範囲内であれば「大文字」と表示します。
ステップ4 − ASCII値が 97〜122 の範囲内であれば「小文字」と表示します。
ステップ5 − ASCII値が 48〜57 の範囲内であれば「数字」と表示します。
ステップ6 − 上記のいずれにも該当しない場合は「記号」と表示します。
サンプルプログラム
以下は、入力された文字が大文字・小文字・数字・特殊文字のいずれであるかを判定するCプログラムです。
#include<stdio.h>
int main(){
char ch;
printf("enter a character:");
scanf("%c",&ch);
if(ch >= 65 && ch <= 90)
printf("Upper Case Letter");
else if(ch >= 97 && ch <= 122)
printf("Lower Case Letter");
else if(ch >= 48 && ch <= 57)
printf("Number");
else
printf("Symbol");
return 0;
}実行結果
上記のプログラムを実行すると、次のような出力が得られます。
実行例1: enter a single character:45 Number 実行例2: enter a character:# Symbol 実行例3: enter a character:M Upper Case Letter
補足:ctype.h を使った別の判定方法
ASCII値を直接比較する代わりに、標準ライブラリ <ctype.h> に用意されている関数を使うこともできます。isupper()、islower()、isdigit() などの関数を利用すると、コードの意図がより明確になり可読性が向上します。
#include<stdio.h>
#include<ctype.h>
int main(){
char ch;
printf("enter a character:");
scanf("%c",&ch);
if(isupper(ch))
printf("Upper Case Letter");
else if(islower(ch))
printf("Lower Case Letter");
else if(isdigit(ch))
printf("Number");
else
printf("Symbol");
return 0;
}どちらの方法でも同じ結果が得られますが、実務では ctype.h の関数を使う方が一般的です。まずはASCIIコードによる判定の仕組みを理解し、その後に関数版へ移行するのが学習におすすめです。
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