【C言語】ユークリッドの互除法で最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)を求めるプログラム
問題
ユークリッドの互除法を実装し、2つの整数の最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)を求めて、入力された整数とあわせて結果を出力するプログラムを作成します。
解法の考え方
ユークリッドの互除法は、2つの整数 x と y の最大公約数を求めるための古典的なアルゴリズムです。「x を y で割った余り r を求め、次に y と r の組に対して同じ操作を繰り返す」ことを、余りが 0 になるまで続けると、そのときの割る数が最大公約数となります。
また、最小公倍数は「2つの整数の積 ÷ 最大公約数」という関係式から簡単に求められます。
GCDとLCMを求めるメインの処理は次のようになっています。
if(firstno*secondno!=0){
gcd=gcd_rec(firstno,secondno);
printf("\nThe GCD of %d and %d is %d\n",firstno,secondno,gcd);
printf("\nThe LCM of %d and %d is %d\n",firstno,secondno,(firstno*secondno)/gcd);
}
実際に最大公約数を計算しているのは、再帰呼び出しを行う次の関数です。
int gcd_rec(int x, int y){
if (y == 0)
return x;
return gcd_rec(y, x % y);
}
y が 0 になった時点での x が最大公約数となるため、それを返します。それ以外の場合は、y と「x を y で割った余り」を新しい引数として自分自身を再度呼び出します。
Cプログラム
以下が、ユークリッドの互除法を実装して2つの整数の最大公約数(GCD)と最小公倍数(LCM)を求めるCプログラムです。
#include<stdio.h>
int gcd_rec(int,int);
void main(){
int firstno,secondno,gcd;
printf("Enter the two no.s to find GCD and LCM:");
scanf("%d%d",&firstno,&secondno);
if(firstno*secondno!=0){
gcd=gcd_rec(firstno,secondno);
printf("\nThe GCD of %d and %d is %d\n",firstno,secondno,gcd);
printf("\nThe LCM of %d and %d is %d\n",firstno,secondno,(firstno*secondno)/gcd);
}
else
printf("One of the entered no. is zero:Quitting\n");
}
/*Function for Euclid's Procedure*/
int gcd_rec(int x, int y){
if (y == 0)
return x;
return gcd_rec(y, x % y);
}
プログラムの流れ
1. 2つの整数をキーボードから入力する
2. どちらか一方でも 0 の場合は、メッセージを表示して終了する
3. 再帰関数 gcd_rec() によって最大公約数(GCD)を計算する
4. 「2数の積 ÷ GCD」から最小公倍数(LCM)を求めて表示する
実行結果
上記のプログラムをコンパイルして実行すると、次のような出力が得られます。
Enter the two no.s to find GCD and LCM:4 8 The GCD of 4 and 8 is 4 The LCM of 4 and 8 is 8
この実行例では、4 と 8 の最大公約数が 4、最小公倍数が 8 であることが確認できます。
-
C++でバブルソートを実装する方法をわかりやすく解説
バブルソート(Bubble Sort)は、比較ベースの基本的なソートアルゴリズムの一つです。隣り合う要素同士を比較し、順序が正しくない場合は入れ替えることを繰り返すことで、データ全体を昇順(または降順)に整列させます。このアルゴリズムは他のソート手法と比べて実装が非常にシンプルであるという特徴がありますが、一方でいくつかの欠点も抱えています。特に大量のデータを扱う場合には処理に時間がかかるため、大規模なデータセットのソートには適していません。学習用や小規模データ向けのアルゴリズムとして理解しておくと良いでしょう。バブルソートの計算量時間計算量: 最良ケース O(n)、平均・最悪ケース O(n2
-
C++で基数ソート(ラディックスソート)を実装するプログラム
基数ソート(ラディックスソート)は、非比較型のソートアルゴリズムの一つです。要素同士を直接比較するのではなく、整数キーを構成する各桁に注目し、同じ桁位置・同じ値を持つ数字どうしをグループ化しながら並べ替えを行います。 「基数」とは記数法における底のことです。私たちが普段使う10進法では基数は10であるため、10進数を基数ソートで並べ替える際には、数値を一時的に格納するための10個のバケット(ポケット)が必要になります。 基数ソートの計算量 時間計算量: O(nk) ※nは要素数、kは最大桁数 空間計算量: O(n+k) 入力 − ソート前のデータ: 802 630 20 745 52 3